それなりに先行指向が強いメンバー構成で、やや差し優勢の展開となりそう。ハンデ戦だが、この斤量差ならば基本的には「斤量を背負う能力上位馬」が強そうだ。大きな紛れはなく、あって小波乱程度という印象。高配当を狙うよりも、少ない点数でキッチリ獲ることのほうが求められる一戦といえそうだ。

強いのは、◎06オメガキャプテンと○15シャドウフューリーの2頭。どちらも、適度に速い流れを好位〜中団から差せるだけの能力の高さと、コース適性を有している。能力はほぼ拮抗しているが、枠番の差で06オメガキャプテンのほうが信頼度が高いと判断。仕上がりに関してもほぼ互角といった印象で、この2頭がキッチリ1着と2着といった結果も十分に考えられる。

◎○に割って入れる可能性がありそうなのは、▲01ココリホウオウと△12トーセントラムの2頭か。▲01ココリホウオウは、芝1400ｍへの距離延長と東京替わりがプラス材料で、稽古での動きのよさは相変わらず。枠番を生かす立ち回りができれば、逆転まであるとみている。△12トーセントラムは東京実績こそないが、久々だった前走が好内容で、そこを叩かれての上積みもありそう。地力も、そう見劣りはしないはずである。

推奨買い目は、シンプルに◎○▲△の馬単＆3連複ボックスを主体とした。そこに本線設定として付け加えるのが、◎−○▲△の馬連3点だ。堅めのフォーカスなので爆発力に欠ける面があるのは否めないが、無理にひねっても好結果が得られそうにないと判断。ここはシングルヒット狙いが正解とみた。