東京ダートは含水率が低くタフな馬場が予想されます。
そうなると外枠先行有利の傾向が強くなりますが、ここは先行馬の少ないメンバー構成。
外枠先行馬を素直に評価します。

◎13.タマモロック
タマモロックは長期休養明けの3走前が好内容。
出遅れて、スローにもハマりましたが、1勝クラス上位のブレイゼストに迫る好時計の3着。
4着には4馬身差を付けており、上位3頭は高く評価しています。
元々、世代限定の1勝クラスでもそれなりに通用していた馬ですが、休んでパワーアップしたのだと考えています。
前々走は好発を決めて先行。
距離短縮がハマったコブラを撃破しての好時計勝ちを収めました。3着ホワイトクロウも勝ちきれないものの1勝クラス上位の馬。
終い12.0秒でまとめた点も評価できます。
昇級戦の前走は砂を被って行きっぷりが悪くなったという話。勝負どころでも反応が悪く一度位置を下げましたが、そこから盛り返して差してきました。ただ、ペースが速くて後方から2頭に別の勢いで差されてしまい、先行したリチャも強く、4着に。
とはいえ、タフなダートで1.53.7は十分に速いので、現級上位の力を示しました。
ここは堅軸だと考えます。

○10.セラフィナイト
初ダートの3走前が好内容。内枠でスタートが悪く、また、ペースも流れて中団後ろから。抜群の手応えで直線を迎えましたが、前が壁になって進路を切り替えるロスがありました。3着なら現級上位の力を示しました。
前々走は二の脚が遅くて中団から。
よく伸びてきましたが、差しの利く重馬場だったのも響いて決め手で劣る結果に。また、1400ｍは少し忙しいのかもしれません。
前走はタフな差し馬場だった中山戦。
距離延長ですんなり先行できましたが、結果的にペースが速くて脱落しました。
ただ、先行できたのはプラス。
このメンバーで外枠なら再び先行して、今度は崩れないでしょう。

▲12.カプラローラ
中央再転入の馬ですが、3走前は2着に3馬身差を付ける完勝。
ここ2走はハイペースの差し決着になった分ですが、前走は控えてよく伸びてきました。この前走は好メンバーの揃った一戦なので高く評価できます。
前々走は芝スタートで抜群のスタートを切っただけに、今回は芝スタートで先行できるはず。
前走はレベルの高い中京で好走したので、関東圏ならもっとやれるでしょう。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。