土曜の小倉ダートはタフで差しが有利な馬場でした。
日曜も同様の傾向が継続するはずです。
ここはマーゴットミニモが逃げたいところで、他、先行馬多数。差しは決まるだろうと予想しています。

◎12.メイショウコボケ
メイショウコボケは先行馬の括りですが、控えても差して来られる馬。
そもそもの能力が高い上に、陣営が「1800ｍは気持ち長かったから、この舞台がベスト」と述べています。
前走はスタートで躓いて初角を6番手で通過。終いは35.9秒の上がり最速で急追しました。
崩れたのは強い馬の揃う世代限定1勝クラスのみです。
小倉ダート1700ｍでは2戦ともペースが流れましたが、どちらも崩れませんでした。
ここも能力の高さで圏内とみます。

○10.オシゲ
オシゲは未勝利時代にメイショウコボケの2着があります。
3戦目の中京戦ですが、当時はスローペースで前が残る流れでした。37.9秒の上がりは次点のメイショウコボケに1.6秒差を付けるダントツの数字。
前走は普段以上に位置を取り、加速ラップで快勝。
2着馬が並んできてからもうひと伸びして、まだ余力が十分にありそうな内容でした。
休み明けですが、先月には坂路の自己ベストを更新していて、陣営も「乗り込んで力を出せる態勢」と述べています。
佐々木大輔騎手の減量があるので、未勝利時代と同斤量で出走できる点も安心材料。
外から堅実に差して来るでしょう。

▲2.ニシノパプルブリリ
ニシノパプルブリリはあまり速い上がりを使えないタイプの差し馬で、東京ダート1600ｍ向きなのか少し疑問でした。
それでも前々走は後半4Fが49.7秒の余力ラップの中、過去最速の36.2秒の上がりで馬券に食い込むという成長したかのような好内容。
かと思えば前走サッパリで、イマイチ掴みどころがありません。
休み明けでも追い切り内容から仕上がっていそうで、小倉にも早めに入厩した模様。現地で2度追い切っています。
今の時計の掛かる小倉ダート自体は向くはず。
前が止まってくれそうなここは、速い上がり不要で差して来られるでしょう。