日曜の結果から中山ダートは相当タフな差し馬場。
月曜午前の未勝利戦もかなり減速するラップになっており、クラスが上がればより差しが届きやすくなるはずです。
中山ダート2400ｍは基本的に外枠先行馬が有利なコースですが、タフで簡単には前は残れないと予想しました。

◎14.クリーンドリーム
クリーンドリームはどこを使っても38秒台程度の上がりで安定している馬。
高速ダートになっても切れない分、タフなダートは向くはずです。
実際に1勝クラス勝ちはタフな1月中山ダートで完勝。
38.2秒といつも通りの上がり時計でしたが、この時はダントツの数字。
高速ダートになってもタフなダートになっても38秒台で本当に安定しています。
前々走がブリンカー着用で先行策に期待したのですが、大きく躓いて後方から。38.2秒と普段通りの上がりは使いました。
前走は2400ｍに距離延長。
ブリンカーは継続で、先行するための距離延長かと思いましたが、行く馬が多すぎて控える競馬に。
結果、差し決着になったので控えたのは好判断。
ただ、勝負どころはインにいて動けず、位置を悪くしました。
そこから盛り返しての6着は全く悪くないどころか好内容で、一旦は馬券内があると感じたほどです。
またしても上がりは38.2秒で、やはりどこに行っても切れずバテずだと確信しました。
今回、外枠替わりはプラス。
ここ2戦手綱を取った小林美駒騎手は、デビューしたての6走前時に減量を活かした先行策をして悪くないと考えていました。ですが、その後の騎乗を見ていると先行させる能力があまりないように感じています。
今回、松岡正海騎手がもう少し位置を取ってくれるようなら尚の事プラスです。
位置を取ってもバテはしません。

○3.ヨリノサファイア
ヨリノサファイアの前走は完全に騎乗ミス。
力があり控えても問題ないタイプなだけに、競ってきたメラーキに抵抗する必要はありませんでした。
完全な差し競馬を誘発する結果になりながら5着に残したのは能力を再認識しました。
前々走は躓いて後方から上がり最速をマーク。
3走前は中山ダート2400ｍで後半2Fを12.5-12.5でまとめた通り、スタミナは豊富。
この3走前は今回同様、かなりタフなダートでした。
今の馬場に適性があるのは確かなので、ごく普通に回って来さえすれば。
1番人気が妥当だと考えているので、前走の負けで人気が落ちているのは買いです。

▲9.マオノアラシ
ヨリノサファイアが今回、また同じミスをするとは思わないので一点も迷いましたが、マオノアラシも強力。
前走のレパードSは1分50秒台のハイレベル戦で、本馬も1.51.9と悪くない数字です。
1.2着馬は古馬オープンでも通用している馬で、3着馬も2勝クラスを突破した馬。
ここでの5着は2勝クラスで上位の力があると示したと言えます。
未勝利勝ち時の東京がタフなダートで大楽勝。
昇級戦の伏竜Sはミトノオーが刻む淀みないペースを追走して苦しくなりました。
2.3走前は外枠で無理をしなかっただけで、ここではテンの速度は上位。
差しても問題ない馬なので、こちらも普通に回ってくれば圏内でしょう。