【重賞ＯＰ予想】
阪神11Ｒ阪神カップ
[印]
◎4ウインマーベル
〇2ミッキーブリランテ
△3,5,6,14
≪買い目:単勝◎2000、複勝◎4400、馬連◎→〇△100、ワイド◎→〇△200≫

[見解]
去年の阪神カップは能力が上だった外枠差し馬の人気２頭によるワンツー決着だったものの、二桁人気の内枠の追い込み馬（ラウダシオン＆ダイメイフジ）が掲示板内に食い込むという内差し有利の決着でした。
一昨年も力が違ったグレナディアガーズが外から差し切って勝利を収めたものの、２着以下には内先行馬と最内追い込み馬が続くというやや内有利の決着でした。
それらはＡコース連続開催時でしたが、今年と同じＢコース替わり初週に行われた３年前と４年前については、内を立ち回った馬ばかりが上位入線を果たす完全内有利の決着でした（特に18年は二桁人気の内枠馬が１着３着４着）。

今年の阪神カップは人気馬が全て二桁馬番を引いたという意味でも、内に張る戦略で高期待値が狙える局面と判断します。

よって絶好の内枠を引き当てたウインマーベルを本命とします。
６走前シルクロードＳと５走前高松宮記念は中京芝1200mコースで不利な大外枠での凡走。
４走前京王杯ＳＣは好走。
３走前キーンランドＣは当時回顧で『ザ石により１週前に馬場入りが３日間できなかったとのこと。よく見聞きする陣営コメントでは「アクシデント１日だけ〜」というのが多いので「３日」というのは中々重度だったと見るべきだったかも知れず…この結果からも走れる態勢になかったのが全ての敗戦と見られます。元来叩き良化型だけに次走以降で得意内枠条件ならば巻き返し。』と記した通りのワケ有り敗戦。
２走前スプリンターズＳでは内枠からの競馬で出遅れて道中挽回する厳しい競馬ながらも４着まで0.0秒差の６着健闘。
前走スワンＳは大外枠からの競馬ながらも５着健闘。
叩き良化型と内枠向きというタイプですが、近走は枠順やローテや状態面で難があったレースばかりでしたので、久しく絶好の条件が揃う今回は一発が期待できるはずです。

大穴ならミッキーブリランテ
４走前京成杯ＡＨ５着時の対抗予想見解を参照↓
『同馬は矢作厩舎の馬らしく叩き良化型なのとディープブリランテ産駒らしく内枠競馬をしてこそ走れるというタイプ。
前回の内枠時だった一昨年阪神カップでは0.2秒差に健闘しており、その後は２走前まで７走連続で二桁馬番という不運。
その中でも内に進路を取れた３走前安土城Ｓでは５着に健闘していました。
得意の連戦ローテと待望の内枠の条件が揃う今回は一変警戒。』
・・・
当時は絶好枠から最高の競馬をして11番人気５着でしたが、同様に最高のシチュエーションが揃っている今回も馬券内まではかなり恵まれる必要があるとしても、少なくとも人気より遥か上の着順が狙える番と見ます。

あとは内枠の人気薄というのが唯一最大の買い材料であるエエヤン・ルプリュフォール・ピクシーナイトと、内枠以外からはベスト距離1400mに戻れば地力上位のアグリを押さえます。