先週の中京ダートはタフで完全な差し馬場。
今週は金曜時点で重馬場で、更に降る予報なので軽い砂になって先行有利でしょう。また、中京ダート1400ｍはコース形態的には内有利ですが、芝スタートが長い分、外枠がやや有利になっています。ここまで馬場が悪化すれば、内枠有利になる可能性も高いと言えます（芝スタートのメリットがなくなる・内をロスなく回るメリットが高まるため）。
ここは先行馬も少ないメンバー構成で、先行有利だと予想しました。

◎8.ジョヴィアン
距離を短縮した前走は3F通過34.4秒のハイペースで、時計も速いハイレベル戦でした。
2番手から0.4秒差に残したのは高く評価できます。
1400ｍの新馬戦で破れたスマートフォルスはすでにオープン入りしており、3着ヘンリーも2勝クラスを突破しています。
この馬も1勝クラスでくすぶっている水準の馬ではありません。
ここは楽に逃げるか、先行するかしてそのまま押し切りが濃厚でしょう。

○1.ルージュシェノン
ルージュシェノンも前走はハイレベル戦。
ラスト2Fが12.3-12.4と推移しましたが、この馬も差してきた側で終いは12.6秒程度と止まってはいません。
短距離を使った4.5.6走前は全てハイペースを先行して失速したものです。
今の馬場・このメンバーなら、先行して容易には止まらないでしょう。

2頭の馬連・ワイドで配当を確保しておいて、+三連複でボーナスを狙います。

2.スペンサーバローズは未勝利勝ちが重馬場で余力ラップ。道悪に1400ｍへの短縮が向く可能性あり。
4.ディクレアブルームの前走は逃げてルージュシェノンらに捕まりましたが、道悪なら残せる可能性あり。
7.シンエンの前走は内から外に進路を切り替えるロスがありました。ハイレベルなメンバー相手に2着に残したことを評価。
9.メッセージソングの前走のシンエンとの差は、内外の進路差もありました。ロスなく運べれば。
14.ポワンキュルミナンは距離短縮で、道悪ダートで2.1着と好走。道悪だと比較的追走力もできています。
15.ボブズヤアンクルの前走・金沢での交流戦はタイム指数がかなり優秀。前々走から馬体が増えてパワーアップしている可能性を考慮に入れて。