◎13.ブラックドレス
ブラックドレスの前々走は、大外枠からスタートを決めましたが、行きっぷりが悪く後方から。
上がり2位の38.1秒の脚を使って終いまで伸びており、6着は悪くない内容でした。
牝馬限定戦のこのレースは芝からダート替わりの馬が多く揃い、メンバーレベルは高かったはずです。
勝ち馬はなでしこ賞で3着と力を見せましたし、2.3着馬は次走、同じレースを使ってワンツーを決めました。
この次走では行きっぷりがかなり改善。
一旦は逃げるかと思いきや、外から被されてハナを奪われると、あとは砂被りを嫌がってズルズルと後退。
殿まで下がって砂被りNGだと分かりましたが、先行力を見せられたのは強調ポイントです。
今回は13番枠から前々走よりも位置を取れるはずで、砂を被る危険性もかなり低くなりました。
前々走で先着されたアイスリンディとの0.5秒差は、先行力が付いた分、埋まるはずです。
超大穴ですが、現実味があると考えて本命とします。

○14.スマートプレシャス
スマートプレシャスは前走、ダート替わりで一変。
8馬身離されましたが、勝ち時計が優秀だったので、この馬も牝馬限定戦なら足る水準で走っています。
3着に下したサムデイは未勝利では上位の力を持った馬。
「怖がりでアテにできない面はある」という陣営の言葉通り、前走は口向きが悪く他馬を気にしているのかな？とも感じましたが、坂路では51秒台をマークできる馬です。力はあるのでしょう。
前走に引き続き、今回も外枠。前走通り走ってくれれば、ここでは足りるはずです。

▲4.アイスリンディ
新馬戦から4着が3回続いています。
ブラックドレスが6着だった前走は、3角で不利があり位置を下げる場面がありました。
そこから盛り返して4着なら相手関係的にも力量上位のはず。
この馬も坂路の自己ベスト51秒台を持っており、力はあるのでしょう。
内枠は不安ですが、減量効果で逃げられる可能性も十分です。
こちらも前走通り走れば、圏内と見ます。

△6.ソーニャシュニク
芝から転戦してきた馬が多いのでカバーしておきたいところ。
ソーニャシュニクの新馬戦の走破時計は1.22.2で、水準以上の力は持っているはず。
「初戦は思ったよりも切れる脚を使えず、早めにダートを試す」という経緯でダートに回ってきたとのことです。
最終追い切りではブッシュガーデンと同入で好時計をマーク。
素質上位で楽勝する可能性もあると考えます。