先行馬が非常に少ないメンバー構成。
先行馬からが基本ですが、余力ラップで勝利した馬3頭の人気落ちが目立つレース。ここは3頭の巻き返しに期待します。

◎7.スマートアンバー
スマートアンバーの前走は「暑さが堪えた感が」という話。
レースを見返してみると、行きっぷりが悪くステッキが何発も入っていました。明らかに自分の分を走っていません。
行く馬が少ない中、この馬の先行力は魅力的です。
未勝利勝ちは不良馬場だったとはいえ、ラスト2Fが11.9-12.4という余力ラップ戦で差し切り勝ち。
3戦目はコーナーで何故か位置を下げる競馬に。現状、左回りの方が良いのかもしれないと感じましたが、3走前の阪神戦は強敵相手に4着とまずまず走りました。
前々走は中京に戻っての一戦。
直線では2着馬に被されて加速に手こずりましたが、エンジンがかかってからは鋭い脚を使って3着を確保。やはり中京は得意のようです。
前走は度外視で、休んで立て直した効果に期待して本命とします。

○1.コレクテイニア
こちらも前走は自分の分を走っていません。
前走は1.39.7でしか走れていませんが、未勝利時代は馬場こそ違えど1.37.4、1.36.3という優秀な時計で走っている馬です。
前走の敗因がサッパリなだけに買いにくいのですが、東京ダート1600ｍの2.1着時が余力ラップ基準を大きくクリアしていることから能力は確か。
スタートさえ決めれば先行できる馬。
デキは良いという話なので、1F短縮効果にも期待して。

▲10.トーセンサウダージ
前々走は、スタートで出遅れ＆挟まれたコレクテイニア相手にハナ差押し切った馬。
昇級戦はスタート後、行き脚が付かず最後方からに。
位置取り的に厳しすぎる競馬になり、直線では完全に圏外でしたが、終いの伸びは凄まじく5着に食い込みました。
34.7秒の上がりはなかなか使えるものではありません。力を再認識しました。
長期休養明けですが、馬なり中心の調整でもう仕上がっているのでしょう。
芝スタートなら未勝利勝ちの時同様、もう少し行き脚が付くはずで、その点に期待して単穴評価とします。

他、怖いのがアファン。
前走は超ハイレベル戦だと評価しているのですが、後方一手の脚質の馬が秋山真太郎騎手鞍上。後ろすぎて届かないと考えて無印とします。

3頭ともにチャンスはあるはずで、買い目は馬連・ワイドのBOXで勝負。