福島芝はインが荒れてきた上に道悪で、直線も強い追い風が吹きます。
直線追い風の時は差し馬有利が基本。
外枠差しで狙い撃ちます。

◎14.サクソンジェンヌ
サクソンジェンヌの新馬戦はラスト2Fが11.2-11.3で余力ラップ基準をクリア。アーバンシックと差のない競馬をしていただけに弱いはずはないのですが……。その後は気性面で難しさを出しています。
2戦目はスタートを決めるとすぐに力んでしまい、その分でしょうか、早々に手応えを失いました。
前走に関してはスタートで挟まれる不利があり、その後にエキサイト。その分、伸びを欠いたのもあるでしょう。
福島芝1800ｍは初角までの距離が305ｍと短めで、外枠からは位置を取りにくいコース。一度控える競馬で見直してみたいと考えていました。
内枠勢にテンの速い馬が多いので、ここは自然と控える形になるはず。
控えて脚さえ溜まれば、今の外差し馬場を活かして突っ込んできても不思議はありません。
ここ2戦、1.2番人気に推されていた馬がメンバーレベル落ちだというのに、人気急落。
オッズ面からも狙う価値十分と考えて本命とします。

○13.イモータルバード
こちらは新潟の新馬戦で3番人気に推された馬。
スタートは多少遅れて後方に控える競馬に。
上がり34.3秒の脚は使っています。
レイデオロ産駒は今のところ、距離が延びれば伸びるほど好成績という傾向。そのため、1800ｍ自体は良かったと思いますが、如何せん瞬発力に欠ける産駒が多く、新潟外回りでは切れ負けしたと考えることもできるでしょう。
「最終週のタフな馬場は合うと思う」と陣営も述べています。
チークピーシズ着用で挑みますが、こちらも外枠で位置は取れないと思うので、外枠差しの2頭がセットで来ると読んで穴を狙います。

サクソンジェンヌは栗東坂路、馬なりで自己ベスト更新、イモータルバードの方は南W、馬なりで終い11.7秒と、追い切り時計自体は良化しています。
共に相手弱化は間違いないので、力さえ出せれば。