ハナを切りたいテイエムトッキュウに、最内からはヴァガボンドが抵抗。
アームズレインはハナにこそこだわらないものの、ハイペースで飛ばしても止まらない馬。先行馬も複数いてハイペース濃厚。
ここは外からの差しが決まるレース。

◎9.オメガレインボー
オメガレインボーは近走、位置を取れるようになってきていますが、前走はそれが完全に裏目に出ました。スローペースを先行しましたが、かなり力んでいて伸びを欠きました。それでも0.5秒差なら着順ほど負けてはいません。
ハイペース濃厚のここならリラックスしながら追走できるはずで、巻き返し濃厚でしょう。
1200ｍでは全く崩れておらず、超超ハイペースとなったカペラステークスだけ5着でしたが、それとて2着とは0.1秒差。再現性が低いので気にしなくて良いでしょう。
ペース判断に関しては川田騎手に任せておけば、間違いありません。

◯2.ファイアランス
しばらく自分の分の上がりを使えていませんでしたが、前走でようやく復調気配に。
好走要因はシャドーロール＆チークピーシズ着用と明らかだというのに、全く人気がありません。前走と同じくらいにはやれるはずです。
ただし、今回は2番枠がカギ。
外枠有利で、外を押し上げていく差し方がハマるコースです。
とはいっても、どうせ後方からになるので、スムーズに外に持ち出せても不思議はありません。
復調にあるタイミングで54キロになるのも恵まれています。

▲7.クロジシジョー
ここ2走は芝で度外視可能。
一般に別トラックで走って惨敗しても人気は落ちやすく、このパターンは狙い目です。
3走前はやや重のダートで外を回した分の差。
内をタイトに回ってきた馬に先着を許す結果になりました。強い故の安全策で負けた形なので、評価を下げる必要はありません。
4走前は前の馬が残る流れで、後方からただ1頭追い込んできました。
やはり実力は確か。
56キロも恵まれた方でしょう。
陣営が「少し重い感じがする」と述べていますが、追い切りは8本乗り込んでいて十分すぎるほど。最終追い切りでは自己ベストに近い水準の時計をマークしています。前走で減った馬体も戻っていそう。大きく増えていても軽視してはなりません。

△12.オーヴァーネクサス
オーヴァーネクサスは前走、ファイアランスに先着を許しました。
今回はこちらが斤量増で、ファイアランスが斤量減ではあるのですが、その分、こちらは外枠を引けたのが有利。
1400ｍでは先行することもありますが、1200ｍなら控える競馬になるでしょう。

☆3.アティード
アティードの前走は騎乗ミス。
出していったら思い切り引っかかってしまったので度外視。
前々走のプロキオンSは超ハイペースを先行してしまったものでこれも度外視。
このメンバーなら自然と控える形になるかと思います。
折り合いさえ付けばオープンでも通用する馬です。
内枠だけが気がかり。