東京芝は先週辺りから先行馬が活躍してきているなという印象。
馬場が全体的に荒れてきて、外に出してもあまり伸びなくなっているのかもしれません。
フラットだと考えます。

◎14.ラリュエル
ラリュエルの復帰戦を待ち望んでいました。
前走は掛かり気味に逃げましたが、阪神芝2000ｍで1000ｍ通過58.4秒は明らかなオーバーペース。ラスト1Fは13.0秒と完全に失速しましたが、半馬身凌ぎ切りました。2着には全く追走できていなかったデルマグレムリンを連れてくる結果に。
私はこのレースを見て「ラリュエルは先行馬を潰すハイペース型の逃げ馬になるだろう」と感じていました。
矢作厩舎としても折り合い面の改善はしたいと考えているでしょうが、逃げて結果を出している馬を無理に控えさせることはしない厩舎です。
ここも掛かり気味にハイペースの逃げを打って付いてきた先行馬を潰し、相手には追い込み馬を連れてくるのではないでしょうか。
距離短縮でより逃げ切れる確率が上がったと考えています。
前走の1800ｍ通過タイムは1.46.2。
これより速い持ち時計を持っているのは、ルースとカヨウネンカ、インザオベーションの3頭のみ。いずれも阪神外回り1800ｍで出しています。
ラリュエルは内回りの通過タイムでこの好タイムですから、他馬を気にしない逃げを打てば、残せるだろうと考えています。

相手にはなるべく追走できないような馬を抜てきします。

◯13.エリオトローピオ
元々は先行馬でしたが、前々走は内枠有利の中山芝1800ｍの外枠で控えざるを得なくなったところ、後方から33.9秒の高速上がりで5着と新しい姿を披露しました。
前走は58.9秒通過のハイペースを後方から。今回と似たようなペースで差す競馬をしているのは心強いところです。
ジリジリと伸びるだけになってしまいましたが、1F短縮ならもう少し良い脚を使えるでしょう。

▲5.ルージュリナージュ
ルージュリナージュは前走マイルではありましたが、ハイペースを後方から。ラスト1Fで前が失速したところを鋭く伸びてきました。ラスト2Fが11.2-11.6とペースが流れた割には止まっておらず、ルージュリナージュはラスト1Fで11秒台前半と余力がありました。
行きたがる性格故に控えているそうなので、ここも馬の後ろに入れて控えられれば、最後は伸びてくるはずです。

単勝を多めに。
3連複はフォーメーションを組んで3列目に追走できないタイプをセレクト。