まぐの予想
1ブレイディヴェーグ(1人気) | |
11ライラック(4人気) | |
9アートハウス(9人気) | |
2ルージュエヴァイユ(5人気) | |
12ゴールドエクリプス(10人気) | |
13サリエラ(6人気) | |
14マリアエレーナ(7人気) |
【ご注意】予想の転載はお控えください
着順 | 印 | 馬番 | 馬名 | 人気(単勝オッズ) |
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1 | 1 | ブレイディヴェーグ | 1人気(2.4倍) | |
2 | 2 | ルージュエヴァイユ | 5人気(13.3倍) | |
3 | 3 | ハーパー | 3人気(6.7倍) | |
4 | 11 | ライラック | 4人気(10.2倍) | |
5 | 7 | ジェラルディーナ | 2人気(4.6倍) | |
6 | 13 | サリエラ | 6人気(15.7倍) | |
7 | 6 | ディヴィーナ | 8人気(18.7倍) | |
8 | 5 | イズジョーノキセキ | 13人気(103.8倍) | |
9 | 8 | シンリョクカ | 12人気(72.6倍) | |
10 | 10 | ククナ | 14人気(152.4倍) | |
11 | 15 | ビッグリボン | 11人気(42.7倍) | |
12 | 4 | ローゼライト | 15人気(216.8倍) | |
13 | 9 | アートハウス | 9人気(22.2倍) | |
14 | 12 | ゴールドエクリプス | 10人気(40.2倍) | |
15 | 14 | マリアエレーナ | 7人気(17.9倍) |
券種・買い目 | 組み合わせ・点数 |
---|---|
3連単(フォーメーション) |
10通り 各400円
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3連単(フォーメーション) |
10通り 各300円
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3連単(フォーメーション) |
10通り 各200円
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3連単(フォーメーション) |
10通り 各100円
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合計 | 10,000円 |
払い戻し金額 | 収支 |
---|---|
0円 | -10,000円 |
エリザベス女王杯はスローペースから3Fの瞬発力勝負になりやすいレース。
馬場も良馬場まで回復するはずで、これといった逃げ馬も不在。例年通りの傾向になると予想します。
スローになる分、後半が速くなるので、外を回されると「間に合わない」という現象が生じ得ます。外を回される危険性の高い7.8枠だけが成績がひと息で、1〜6枠まではほぼフラット。とはいえ、15頭なのでさほど気にしなくて良いかもしれません。私は少しだけ評価を下げる程度にしました。
◎1.ブレイディヴェーグ
ローズSは出遅れ。スタートが悪い馬なので、外の馬に被される危険性はありますが、すぐ外のルージュエヴァイユもよく出遅れる馬。ハーパーとローゼライトは取りたい位置より前に付けるだろう馬なので、蓋をされて位置を取れなかったということにはならないでしょう。
ローズSでは1000m通過57.3秒を後方からとはいえ、追走していたのだから後ろ過ぎる位置にはならないでしょう。
1.43.2秒の走破時計は超優秀で、すでに古馬相手でも上位の存在です。それが54キロで出走できるのだから圧倒的有利でしょう。秋華賞を回避してここに絞ったローテーションも魅力。
とにかく上がり性能がずば抜けていて、32秒台を2度もマーク。サリエラよりも位置を取れて、上がりも上です。
エリザベス女王杯らしい展開になれば、当然浮上してくると考えて本命を打ちます。
◯11.ライラック
前走で大変身。
先行策を取り、33.0秒で3位の上がりを使いました。
おそらくは+18キロで成長したものだと思われます。陣営も「凄く馬が充実して大きくなったし、昨年とは全然違う」と述べています。
かつては先行することも33.0秒の上がりを使うことも、全くできなかった馬。それより前の最速上がりは新馬戦の33.9秒です。
今までできなかった競馬ができるようになったことは本格化の証。
マグレで前走の競馬はできません。
今回は高く評価します。
▲9.アートハウス
中山牝馬Sはインで我慢。
ペースアップが遅く、外からスムーズに加速できた馬が恵まれる展開に。インで溜めていたこの馬は不利で、4着を減点する必要はありません。
先行して速い上がりを使えるのは有利でしょう。
問題の長期休養明けですが、十分な本数をこなしての参戦です。
長期休養明けの馬の仕上げ方が共有されてきているのか、年々、即走ることが増えている印象を抱いています。特に重賞においては。中内田厩舎も休み明けからいきなり走らせてくる厩舎です。
休み明けや坂井瑠星騎手への乗り替わりで人気を落としているようですが、先行しつつ速い上がりでまとめられるのは有利。
3番手評価とします。
△2.ルージュエヴァイユ
前走の上がり32.7秒は素直に評価。
素質馬がいよいよ本格化してきたという印象を抱いています。
東京芝2000mで33.0秒や33.6秒の上がりを使っているなら、京都芝2200mは問題なくこなせます。
出遅れ癖があるだけにどういう乗り方をしてくるか。陣営は「ロスなく立ち回れるいい枠」と述べているので、出遅れても出遅れなくてもインでじっと我慢させて最後に末脚を爆発させるのではないでしょうか。
△12.ゴールドエクリプス
前走は1000m通過59.0秒のハイペースを早め2番手。重賞でも通用すると考えているコスモサガルマータを封じ込めました。
小倉記念は前が残る展開の中、51キロを活かしてマリアエレーナを差しました。他馬と同斤量になるのは不安ですが、京都は得意で、穴としての魅力十分。
△13.サリエラ
過去全て33秒台以内の上がりをマークしている通り、上がり性能抜群の馬。
目黒記念はゼッフィーロと並んでから伸び脚で勝っていた通り、かなり強い競馬をしていますが、前走・新潟記念はレベルの低いメンバーで上がり最速を使えませんでした。斤量を背負わされていたにせよ、です。この点はやはり不安点。
追走力に欠ける点も不安で初の56キロもどうでしょうか。
外から早めに進出する形になりそうですが、自慢の末脚が鈍ってもおかしくないだろうと考えています。
△14.マリアエレーナ
負けてきた時は、内をロスなく回れなかったり、後ろになったり、スムーズでなかったのがほとんどで、さほど気にする必要はないと考えています。
前走は控える競馬で新境地を開拓。
ジェラルディーナの一列前辺りから競馬を運んで先着。ジェラルディーナの方が外に出すのが速かったですが、進路差はほとんどありませんでした。
元々は控える競馬で33秒台を使えていた馬。2200mもこなせるので、一発あっても。
以下、買わない馬について。
3.ハーパー
ハーツクライ産駒らしく一気に加速できるタイプではありません。
ジリジリと長い脚を使うタイプです。
良馬場では切れ負けすると考えています。
4.ローゼライト
キズナ産駒らしくタフな競馬で強い馬。
速い上がりを使えないので、たとえ先行しても差されると見るのが妥当でしょう。大逃げでもすれば分かりません。
5.イズジョーノキセキ
昨年のエリザベス女王杯はかなりタフなコンディションで、外枠差し馬が圧倒的有利に。タフなレース自体は得意としていますが、さすがに馬場が悪化しすぎたのと、中枠も不利になりました。
タフな馬場だった札幌記念は好メンバー相手に上がり3位で7着。
クイーンSも淀みないラップでタフなレースに。後方インで溜めたのは岩田康誠騎手らしい好判断でしたが、直線は前が壁になって追い出しがかなり遅れました。
前走の府中牝馬Sは、レース上がりの33.9秒が速くなりすぎました。昨年の方は34.7秒とハイペースになり、他馬が失速したところを差し切り。
速い上がりが要求されるここでは、軽視が妥当でしょう。
6.ディヴィーナ
府中牝馬Sは掛かり気味にハナに。
エリザベス女王杯でこの競馬をしていては止まります。
折り合いが付いたとしても、ずっとマイル路線を使ってきた馬が2200mに対応できるとは現実的に考えにくい。さほどスタミナの要らないレースとはいえ、さすがに買いにくいというのが本音。
7.ジェラルディーナ
前走内容が大きく不満。
出遅れは癖でもあるので、言い訳になりません。マリアエレーナのすぐ後ろから競馬を運んで交わせなかったのはどうなのでしょうか。
過去には33秒台の上がりを使っていましたが、昨秋からは上がりのかかるレースで好走しています。
競走馬の衰えは瞬発力から始まり、持続力は年齢を重ねても衰えにくい傾向にあります。モーリス産駒の傾向が強く出て、5歳秋を迎えた今は持続力を武器にする馬に変わってしまった可能性が高いと考えています。
また、たとえ瞬発力に衰えがなかったとしても、出遅れてからリカバリーできるタイプでもないのは大きな不安点です。
8.シンリョクカ
府中牝馬Sとオークスは前に壁を作れず、力む競馬に。
不利ではあったものの、世代上位にはやや劣るので、古馬や世代トップクラスのブレイディヴェーグがいるここでは少し荷が重いか。
10.ククナ
前走の小倉記念はインを上がっていくものの、ラスト1Fで失速。
前々走の七夕賞はインを上手く立ち回っての2着。
33秒台前半の上がりを使える馬ですが、小倉記念でゴールドエクリプスとマリアエレーナに先着されている通り、一枚落ちる馬でしょう。
15.ビッグリボン
キセキの全妹で、速い上がりに対応できるタイプではありません。
マーメイドSは超ハイペースの消耗戦を差す競馬。こういうレースに適性があるだけにエリザベス女王杯は向かないでしょう。