福島芝はインが荒れてきているとJRA画像で確認しました。
先週日曜の後半時点で外枠有利に。馬場の悪化が速いので、このレースまでに芝が5レースも行われていれば、先行馬も揃ったここは外枠差し馬有利と見るのが妥当でしょう。

◎8.ティニア
ティニアは力のある馬ですが、近走、不利が多すぎます。
前走は内枠先行有利が強い京都芝1200ｍで、大外枠から終始、外々を回されながら4着に来るとは強い。実際、6着までは内枠の馬ばかりの中、この馬だけが外枠から健闘しています。相手もグラングストやミルトクレイモー、テーオーダヴィンチなど、かなり揃っていたのですから本物です。
前々走は直線半ばで思い切り挟まれてバランスを崩すほどでした。完全に度外視で構いません。
3走前はハイペースの逃げで差し決着を誘発。0.3秒差6着は健闘した方でしょう。
4走前のアーリントンカップも大外枠で終始、外々を回されたので度外視可能です。なお、このアーリントンカップも内枠勢が上位独占でした。
展開が向けばすぐに勝てるでしょう。
それが今回だろうと考えて本命とします。

◯14.ハピネスアゲン
前走は馬場の悪いインを突いたものの、スムーズに馬群をさばけないロスが響いて5着。2着で今回出走のラウラーナはスムーズだったので、その差が出た結果でしょう。
前々走は3F通過34.2秒のハイペースに恵まれたものの、ワックスフラワーを最後まで追い詰める好内容の2着。
3走前は勝ち馬ブーケファロスが上のクラスで通用の器で、ラスト2Fが11.9-11.7の加速ラップに。2着のハピネスアゲン自身もラスト1Fは11.9秒程度で駆けており、止まっている訳ではありませんでした。
8走前に福島で5着だった時は、インが荒れていた馬場での最内枠。
直線ではインから外に持ち出す競馬になりましたが、もっと外の馬に差されてしまいました。
本来、福島は向くタイプだろうと考えて対抗にします。

▲12.ステイトダイアデム
距離短縮で挑んだ前走内容が衝撃的。
3F通過こそ34.3秒と流れましたが、その後は12.0-12.0-11.4。
先行してラスト1Fを11.4秒でまとめては後続は為す術がありません。
上がり4位で、実質的に差し馬のレースをしています。
内枠勢にテンの遅さで劣るので、5.6番手辺りからの差す競馬に回れば。

福島得意のベンガン。
半年振りも、3走前の末脚が強烈だったブロンズレッドまで。