◎ユーバーレーベン
昨年のドバイシーマクラシックでは、好走したシャフリヤールやオーソリティが内をロスなく回って先行していたのに対し、この馬はコーナーで外々を回りながら最後までしぶとく伸びて５着。着差は０．２秒ほどで、通ったコースを考えれば勝ち馬とも全く差のない内容だった。
その後は１１,８,１０着と着順は振るわないが、それぞれ敗因はある。３走前の札幌記念は、海外遠征前の京都記念から馬体重が３２キロ増えていたように状態面が整っていなかった可能性が高い。２走前の天皇賞は瞬発力勝負が向かず、前走のジャパンカップはかなり大外を回して捲る強引なレースで、さすがに最後は止まった。
今回は大幅に相手が楽になり、上がりのかかりやすい条件に変わるのもプラス。

○エヒト
昨年のこのレースでは０．７秒差９着に敗れたが、馬場の荒れた内を通ったことに加えてコーナーと直線でそれぞれ前が詰まるシーンがあり、厳しいレースだった。不利がなければ通用する可能性はある。

▲ノースブリッジ
２走前の毎日王冠と前走の天皇賞は５,１１着に敗れたが、ともに自己最速の３４．０秒の上りを使いながら伸びきれなかったように、瞬発力勝負が向かなかったか。７戦前のセントライト記念で完全に前が詰まって大敗して以来の中山でのレースになるが、本質的には中山適正は悪くないはず。

馬番　馬名　　　　　　　　指数（順位）
　１レインカルナティオ　　６７　（９）
　２シャムロックヒル　　　７９　（６）
　３ブラックマジック　　　６７（１０）
　４ノースブリッジ　　　　９２　（４）
　５バビット　　　　　　１０３　（１）
　６ユーバーレーベン　　　９３　（３）
　７スタッドリー　　　　　７３　（７）
　８オウケンムーン　　　　４２（１４）
　９エヒト　　　　　　　１０１　（２）
１０ガイアフォース　　　　６６（１１）
１１エピファニー　　　　　８９　（５）
１２レッドガラン　　　　　４４（１３）
１３アリストテレス　　　　６１（１２）
１４ラーゴム　　　　　　　７２　（８）
※期待値（回収率）が高い馬ほど指数が高くなります。印と買い目は、指数に加えて的中率などの要素もふまえて総合的に決定します。