◎ヒップホップソウル
中山芝1600Mの新馬戦は、最初の６００Mが３９．３秒、８００Mが５２．０秒とかなり遅い流れで先行馬に有利な展開だったが、この馬はスタートで出遅れて後方からのレースになった。ペースの上がり始めた残り８００Mの辺りから大外を回って追い上げる厳しい展開になりながら０．７秒差で圧勝する強い勝ち方で、２,３着馬は次走でも馬券に絡んでいるように、相手も弱くなかった。
前走のベゴニア賞ではクビ差の２着に敗れたが、レースの上りが３３．９秒と速く、逃げ切った勝ち馬とは位置取りの差。走破時計の１分３４秒７は同日の未勝利戦を勝ったイコノスタシスよりも０．２秒遅いが、上がりはこの馬の方が１秒以上速く、ラスト１F１１．３秒というラップからも余力が十分あり、能力はこちらが上のはず。

○エナジーチャイム
前走の京王杯２歳Sでは、出遅れて１７番手を追走。上り１位の脚で追い込みながら０．５秒差８着に敗れたが、１〜３着馬は全て４角４番手以内の馬だったように、展開が全く向かなかった。新馬戦は逃げ切って勝っているように、本来は位置を取れる馬。展開的に不利がなければ重賞でも通用するはず。

▲ミシシッピテソーロ
近２走はアルテミスＳ９着、阪神ＪＦ５着と強敵相手に負けているが、どちらも大外を回っていて距離ロスもあった。相手が弱くなる今回は通用するはず。

☆キタウイング
前走の阪神JFはハイペースの展開を先行して１４着に大敗したが、展開負けで度外視。新潟２歳Sは超スローの特殊な展開とはいえ、それなりに強いメンバーを相手に勝っていて、ここでは実績上位。全く人気がないので押さえておく。

☆アンタノバラード
前走の京王杯２歳Sは、前残りの展開だったうえに直線では前が詰まりっぱなしで、０．８秒差１０着に負けたが評価を下げる必要はない。２走前の中山芝1600Mの未勝利戦はまずまず強い内容で、こちらも全く人気がないので押さえておきたい。

馬番　馬名　　　　　　　　指数（順位）
　１スピードオブライト　　７９　（５）
　２リックスター　　　　　８４　（２）
　３マイレーヌ　　　　　　６２（１３）
　４アンタノバラード　　　７８　（８）
　５ヒップホップソウル　　８９　（１）
　６ミシシッピテソーロ　　８０　（４）
　７ディナトセレーネ　　　７０（１０）
　８イコノスタシス　　　　７９　（６）
　９エナジーチャイム　　　８１　（３）
１０メイクアスナッチ　　　７８　（７）
１１ディヴァージオン　　　６８（１１）
１２ブラウンウェーブ　　　４６（１５）
１３チハヤ　　　　　　　　３７（１６）
１４キタウイング　　　　　６６（１２）
１５ミタマ　　　　　　　　７７　（９）
１６ブルーイングリーン　　５１（１４）
※期待値（回収率）が高い馬ほど指数が高くなります。印と買い目は、指数に加えて的中率などの要素もふまえて総合的に決定します。