【京都10R】若駒S（芝2000m）
仮柵：Aコース3週目（野芝約6ー8cm、洋芝10cmー14cm）

《このレースで求められる適性：速力＋バラ＋変速》

　想定ペース：スロー
　想定逃げ馬：ケイティクレバー
　想定番手馬：バイオレントブロー


印　　　馬名　　　　　　　　騎　調　速力　機動　バラ　変速
　０１　テイエムディラン　　Ｄ　Ｃ　１　　４　　７　　８
　０２　バイオレントブロー　Ａ　Ｄ　４　　１　　２　　１
　０３　ビップレイジング　　Ｃ　Ｃ　８　　―　　―　　―
◎０４　ケイティクレバー　　Ｄ　Ｆ　３　　３　　５　　３
　０５　ウインラナキラ　　　Ｂ　Ｃ　７　　７　　１　　２
△０６　フォックスクリーク　Ｓ　Ｓ　５　　２　　８　　６
　０７　ワタシヲマッテル　　Ａ　Ｅ　９　　５　　６　　７
△０８　スーパーフェザー　　Ｓ　Ｓ　５　　６　　４　　５
△０９　マイハートビート　　Ｃ　Ｂ　２　　８　　３　　４


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★夏目式オリジナル馬柱の見方★

　騎……騎手の直近6か月実績。S、A→Eの6段階
　厩……厩舎の直近6か月実績。S、A→Fの7段階

［競走能力順位］
　速力……スピード・コース適性をポイント化した、競走能力値。その馬が持つ競走能力のベースとなる

［ラップ適性順位］
　機動……3コーナーからゴールまでに他馬に追い抜かれないラップに対する適性
　　　　　前半3ハロンでスピードを出すレースに適性がある

　バラ……機動力と変速率双方を求められるラップに対する適性
　　　　　中盤を含めたレース全体でスピードを持続させるレースに適性がある

　変速……3コーナーからゴールまでに他馬を追い抜くラップに対する適性
　　　　　上がりでスピードを出すレースに適性がある

　※各項目の数字は順位、小さい方が相対的に上位評価


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クラシックへの注目レースで、1戦1勝のディープ産駒2頭が人気になっていますが。
この年始開催の京都芝ではとにかくディープ産駒が不振で、先週終了時点で（１−６−２−24）と僅か1勝のみ。
これは開催前にも書きましたが、昨年秋の台風直撃大荒れ馬場の後遺症と言える現象で、とにかくディープ産駒が得意とするようなきれいな馬場での直線のトップスピード比べにはなりにくいというのが今の京都の芝です。


◎ケイティクレバー
同じ舞台で未勝利戦を勝ち上がって、500万下2着、京都2歳S3着と、京都芝2000mを3回連続好走という実績の持ち主。
前走は全く距離もコースも適性外で、なおかつG1という相手関係も強すぎたレースでの敗退。
今回は大幅な巻き返しが見込める状況です。
またこの馬はハービンジャー産駒で、通常のクラシックのトライアル戦などではスピード不足で分が悪くなるタイプの馬。
ただ昨年秋の京都芝G1をハービンジャー産駒が3勝（ディアドラ、モズカッチャン、ペルシアンナイト）したように、傷みが出た分、スピードの要求度が下がっている今の馬場はピッタリ。
楽に先手が奪えるメンバー構成でもあり、自分のリズムで走れば人気のディープ産駒を封じることも十分考えられます。