札幌11R　クイーンS
4サトノセシル
1テルツェット


１人気濃厚のウォーターナビレラを除くと、近６か月で馬券になった経験があるのは阪神牝馬Sを勝ったメイショウミモザと、３勝クラスを勝ったばかりのホウオウピースフルとフィオリキアリだけという超低レベルメンバー。オープンでも通用していない馬も多く、重賞とはいえメンバー的にはオープンレベルだろう。各馬の能力差は少なく、内枠を生かしてちょい差しできる馬にチャンスがあるとみた。

サトノセシルは昨年のクイーンSでは単勝オッズ19倍におされ、勝ち馬のテルツェットと0.1秒差の３着に好走。そのテルツェット比較でかなり人気が落ちるというだけでも買う価値がある。
長く脚を使うタイプで、函館で良績があるようにベストは上がりがかかる競馬。実際に好走した８レースはすべて上がり３ハロンが35秒以上の競馬であり、反対に34.9秒以下になったレースは３戦して３敗である。
前走は不得意の瞬発力戦＆かなり外を回される不利があっての敗戦で見直し可能。札幌コースなら長く脚を使う展開になりそうで、最後の１ハロンで時計がかかればこの馬の出番があるはず。

テルツェットは人気落ちしそうなここは素直に印を回したい。ヴィクトリアマイルはスピード負けの内容で、1800mへの延長はプラス。昨年と同じローテでマイナスポイントも少なく、１枠１番をゲット。うまく立ち回れれば差してくるはず。