ラップギアコース適性値【瞬0平3消7】に近い比率の馬が有利
番馬名 【ラップギア】瞬発指数
01レインボー【瞬6平5消2】 93
02アネゴハダ【瞬1平2消0】104
03レジェーロ【瞬3平1消3】 99
04シホノレジ【瞬2平2消2】 85
05テイエムス【瞬0平2消2】105
06メイショウ【瞬0平3消0】 93
07スナークス【瞬1平1消7】 92
08タイセイビ【瞬1平4消2】105
09ロードベイ【瞬2平2消6】102
10メイショウ【瞬0平4消1】 98
11カリボール【瞬4平1消1】100
12スマートリ【瞬5平3消0】102
13モントライ【瞬2平2消0】 97
14タマモティ【瞬0平2消3】 92
15スティクス【瞬0平3消1】102
16アンコール【瞬3平1消0】100
17ファストフ【瞬1平2消3】102
2020年秋から2024年にかけて行われる京都競馬場の大規模な工事にともない、2021年と2022年のCBC賞は中京競馬場ではなく小倉競馬場で施行される模様。ちなみに2020年は同様の理由で阪神芝1200メートルでのCBC賞。せわしないことだ。
昨日から開催が始まった3回小倉開催だが、昨年は初日から日本レコード(全競馬場での最も速いタイム)連発で、初めて芝を走った1勝馬(プリモダルク)がアグネスワールドの1分6秒5を22年ぶりに更新してしまった(1分6秒4)。さらに翌日のCBC賞では1分6秒0の超絶レコードを記録することに。
ちなみにプリモダルクは、その後3戦0勝で引退。16着、9着、17着。
今年の初日は そこまで派手ではなかったのだが、それでも芝2600メートルでレコードを更新。昨年と同様の傾向はあるものと思われる。昨年初週の小倉は、とにかく行った者勝ち、逃げ馬が圧倒的な成績を残していたのだが、今年はそこまでではないものの、やはり2〜3番手の馬がそのまま残るレースばかり。前に行くに越したことは無さそうだ。ともかく、去年も今年も超ハイペースで前に行った馬が そのまま残る。「前が速くなりすぎる」と控えた馬から順に脱落していくような特殊馬場となっている。
ならばここは断然(5)テイエムスパーダを支持してみたい。格上挑戦の身ではあるのだが、スピード、適性、能力すべてメンバー中トップに位置するのではないかと思われるところ。それが斤量48kgで出走できる上に、鞍上は目下売り出し中の今村聖奈騎手だと言うのだから、セールスポイントが多すぎて逆に怖いぐらいの存在だ。
これが中京の芝1200メートルだったら(8)タイセイビジョンや(2)アネゴハダを狙うことになるのだろう。しかし今の小倉なら迷うことなく(5)テイエムスパーダ。今村聖奈騎手も重賞初騎乗で初勝利のチャンスと言うより、特に意識せずとも転がり込んでくるものと思って気楽に乗ってみてほしい。
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※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト4ハロンのみに注目した適性分析です。JRA発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。
※ 瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70〜上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、1走ごとに変化します。