馬番 馬名 指数
1 シヴァージ 871
2 ミッキーブリランテ 838
3 ラヴィングアンサー 841
4 ピクシーナイト 836
5 ファストフォース 799
6 メイケイエール 764
7 タイセイビジョン 823
8 ビアンフェ 820
9 クリノガウディー 858
10 エイティーンガール 831
11 ジャンダルム 861
12 レシステンシア 869
13 アウィルアウェイ 815
14 ダノンスマッシュ 880
15 ロードアクア 810
16 モズスーパーフレア 858
※指数最高値との差が50以内の馬の中から買い目を決めています。
◎4:ピクシーナイト(指数836)
第55回スプリンターズSはこの馬が載冠し、世代交代の幕開けを告げる。
今春の高松宮記念1、2着馬は確かに強いし、ここでも大崩れはしないだろう。
だが、この馬の成長力がそれを凌駕すると期待しての本命。
今年の3歳世代は強い!世代の古馬混合重賞での活躍が想いを後押しする。
自身の戦績は決して目立つものではなく、むしろ何とかこの舞台に立てたというレベル。
しかし一戦ごとの内容は濃く、レースの度に成長した姿を見せ続けている。
特に前走のセントウルSは不利な大外枠から、取りたかった位置もクリノガウディーに抑えられるなど、道中のレースぶりは理想とは程遠かった。
それでも直線を向くと、1頭違う脚で追い込んでレシステンシアに肉薄した。
坂を上がったあと手前を替えないままでのパフォーマンスだっただけに価値がある。
まだ成長の余地を残しながらのレースぶりで、鞍上も素質の高さを認めている。
前走後の「これからすごい馬になってくる。」とのコメントが物語っている。
直前追い切りも販路(馬なり)で4F52秒1、終い12秒5と爆発力を内に秘めるかのよう。
やれば軽く50秒を切れる馬だが、やり過ぎて掛かったNHKマイルCでの教訓を踏まえ、「静」の動きに終始した。中2週でもありこれで十分だろう。
過去、本レースでの3歳馬の成績は芳しくないが、この馬の成長力はそのジンクスをも打ち破ると見る。
今夏に巻き起こった、短距離路線での3歳馬旋風はこの馬が締めくくる。
〇12:レシステンシア(指数869)
今や短距離路線の世代筆頭と言っていいだろう。
春の高松宮記念では初距離にも関わらず高い短距離適性を示して僅差2着しており、乗り替わりや外枠だったことを考慮すれば負けて強しの内容だった。
休み明けの前哨戦を正攻法の競馬で快勝し、順調にコマを進めてきた。
直前追い切りでも坂路4F52秒1、終い12秒2(強め)で順調に良化しており、叩いた上積みもあり万全だ。
鞍上には早々にルメール騎手を確保し、短距離女王への道は順調そのもの。
好位からの競馬も安定感抜群で、頂点へ向けてあと一歩のところまで来ている。
メンバー的にハナ争いがし烈を極めそうで、乱ペースに巻き込まれなければ順当に勝ち負けだろう。
▲14:ダノンスマッシュ(指数880)
春の短距離王が春秋連覇へ挑む。
高松宮記念では、苦手な道悪にも関わらず直線で鋭い決め手を発揮して差し切った。
次走の香港遠征では、中3週の強行軍と、道悪を激走した反動もあり本来の走りではなかった。
6歳秋を迎え、能力的なピークは過ぎていると思うが、簡単には負けられない立場だけに格好はつけてくるだろう。
安田隆師−川田騎手の師弟タッグの歓喜の姿が再び見られるか。
△11:ジャンダルム(指数861)
前走内容が優秀なこの馬を押さえる。
出遅れて後方からになったが、ジッと我慢して進めると直線は矢のような伸び。
上がり最速の末脚で差を詰めたが4着が精一杯。
出遅れが無ければ差し切っていたかもと思わせる内容で、鞍上も「G1級の馬。」と評している。
終いの脚は確実だけに、発馬さえ五分なら勝ち負けになる可能性は高い。