函館11R 函館2歳ステークス [GIII] 1200m 15:25発走予定
ラップギア・コース適性値【瞬1平4消5】に近い比率の馬が有利
枠 馬 馬名 【ラップギア】 瞬発指数
1 01 サンダベンポート 【瞬1平0消0】 75
1 02 ナンヨープランタン 【瞬1平0消0】 92
2 03 デルマキセキ 【瞬0平1消0】 86
2 04 パッセ 【瞬0平1消0】 73
3 05 ベイビーキャズ 【瞬0平1消0】 80
3 06 ガウラミディ 【瞬1平0消0】 70
4 07 アリア 【瞬0平1消0】 93
4 08 ウインジェルベーラ 【瞬0平1消0】 84
5 09 ヤマノファイト 【瞬0平0消0】 70
5 10 ダンツクレイオー 【瞬0平2消0】 93
6 11 カシアス 【瞬1平1消0】 94
6 12 リンガラポップス 【瞬1平0消0】 90
7 13 スズカマンサク 【瞬1平0消0】 83
7 14 モルトアレグロ 【瞬0平0消1】 70
8 15 キタノユウキ 【瞬0平0消1】 77
8 16 ジェッシージェニー 【瞬0平1消0】 73
施行時期変更から今年で6年目となる函館2歳ステークス。6年前まで、この時期にはオープン特別・ラベンダー賞が施行されていたのだが、同競走も2011年で廃止。名称は違えどラベンダー賞が重賞に昇格したような形になるのかと、当初は思われたのだが、「地方馬が大挙出走して、ほぼ毎年高配当を演出」というラベンダー賞モデルはまったく受け継がれていない。
近年の芝1200m重賞はハイペースになりづらいというデータが出ているのだが、それは2歳最初の重賞である函館2歳Sにしても同じことだ。条件戦の1200mとは違い、「行くだけ行って、最後は減速」という流れにはなりづらい。
ある程度の先行力は必要だが、要求されるのは単純なスピードではなく、確かな末脚。理想を言えば、逃げ馬ではなく2〜5番手から最速近くで上がってくる馬。これが函館2歳Sの勝ち馬像ということになる。
もちろん、ラップギアでいうところの消耗馬、最後に減速するような流れが得意な馬の生成は良くない。そのタイプの勝ち馬は、過去10年でも2016年レヴァンテライオンの1頭だけ。こういうタイプはバッサリ切っても良いのではないかと考えている。
今年の◎は、もう考えるまでもなく(11)カシアスとなる。新馬戦で(11)カシアスを下した(2)ナンヨープランタンの存在はあるのだが、(11)カシアスを評価したいのは2着に敗れた新馬戦ではなく、未勝利戦のほう。前年2着モンドキャンノの新馬戦と比較しても遜色のないラップ。モンドキャンノは展開のアヤで2着に敗れてしまったのだが、函館2歳Sを勝てる基準の馬だったことは間違いないと考えている。
前年モンドキャンノは単勝1.8倍。それと遜色のない馬が単勝3.5倍見当で買えるというのだから、これで勝負しない手はない。
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※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト4ハロンに注目した適性分析です。ラップタイムを一定の公式に当てはめ、足し算と引き算を使い、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の似ている馬が有利だと考えられます。
※ 瞬発指数は“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限は70固定、上限は150辺りだと考えられます。その数値は固定ではなく変動相場であり、1走ごとに変化します。