公式ブログ（ http://keibat.blog.fc2.com/ ）でも話したように、ラジオNIKKEI賞は小回り1800mらしい平均ペースからの早め仕掛けになりがち。特にレース後半の持続力勝負となるために、真逆の適性が要求される東京などの瞬発力勝負で好走してきた馬は割り引き、中山中距離のロングスパートなど、上がりのかかるコース、レースで好走してきたタイプを中心に取りたい。

そこで穴馬の本命には◎ヴァイスメテオール。スローになった京成杯で切れ負けした一方、その次走の持続力が問われるレースを圧勝。また前走のプリンシパルＳで速い上がりを使っていることから瞬発力タイプと思われがちだが、出遅れて最後方で脚を溜めまくれば、そりゃあの程度の脚は使えるだろうというだけのこと。まったく勝負に関係のないところで競馬をしていただけで、度外視でオーケーだ。今回は雨馬場の小回り芝1800mと前走とは真逆とも言えるコースに替わるが、２走前の中山での走りからもタフな馬場、早め仕掛けからのロングスパートは大歓迎。この時期、◎ボーデンと１キロ差、△アサマノイタズラと２キロの斤量差も大きなアドバンテージで、勝ち負けまで期待したい。

なお公式ブログで推奨したブレイイットサムは調教がかなり低調。まったく仕上がっていないと判断して無印とさせていただいた。
そのほか人気馬にも触れておくと、リッケンバッカーはいかにもワンターンのマイル向きで、小回り1800mでは大幅に割り引き。
シュヴァリエローズは調教からも軽い馬場向きで、ホープフルＳ５着にしても大凡戦で評価できず。