本命はスライリー
まずは前走クイーンＣ組が中々優秀という点
１着アカイトリノムスメ→桜花賞４着
２着アールドヴィーヴル→桜花賞５着
３着ククナ→桜花賞６着
４着エイシンヒテン→忘れな草賞２着
５着イズンシーラブリー→フラワーＣ４着
６着ステラリア→忘れな草賞１着
７着サルビア→ファルコンＳ４着
８着ハッピーオーサム→1勝クラス戦５着
９着インフォナイト→ファルコンＳ５着
・・・
そこで９着馬から少々離された10着だったのがスライリーですが、当日の馬場で伸びない最内を狙ってまともに不利を食らっての敗戦で、もしも不利が無ければ７着サルビアよりも脚色が勝っていたことも踏まえればそれくらいの入線着順だった可能性が高いはずで…となれば周囲の馬の最新成績からも十分評価できる水準の走りだったと見なせます。
３走前赤松賞は取消明けの一戦でのワケ有り敗戦で、２走前菜の花賞では次走重賞ＯＰ特別好走するアナザーリリック･ストゥーティーを下す勝利で、今回メンバー中でも地味に上位の実力の持ち主と判断できるだけに…チャンス有する一頭と見て推奨します。


(買い目は総流しですが)一応他で穴候補として挙げたいのはルース
姉ヤマカツグレースは17年フローラＳで横山典弘騎手騎乗で積極策を打って10人2着激走。
これは少し違う話ですが兄ヤマカツエースはＧ２レースで３勝４好走・姉ヤマカツマーメイドもＧ２レースで１好走など、こういう狭間重賞で滅法強い血統馬でもあります。

私は横山典ＪのことをＧ２マイスターとも呼んで重宝していますが、多くの上位騎手はＧ１を大目標に据えて前哨戦では次に繋がるレースというのを考えるのが一般的と思いますが、世俗に捉われない横山典ＪはＧ１云々よりも馬本位で勝負してくる騎手です。
例えばミスパンテールでは前哨戦阪神牝馬Ｓで逃げて激走させて次走Ｇ１ではそれが仇となり自滅、アエロリットでも前哨戦クイーンＳで馬鹿逃げさせて次走Ｇ１ではそれが仇となり自滅、ロードヴァンドールでも前哨戦阪神大賞典で高負荷逃げさせて次走Ｇ１では疲労残って何もできず大敗など。

実際にデータでも横山典ＪのＧ１前哨戦(Ｇ２)での積極策率の異常な高さと、それに伴う形での好走率･激走率の高さは他騎手と比較して抜きん出ています。
https://livedoor.blogimg.jp/sguw/imgs/b/f/bfd78ba5.png
このフローラＳも基本的には先行有利で、後ろで構えていた人気馬が届かずのレース傾向となっていますが、横山典騎手の場合には積極的に前者を選択してくる騎手でその強みは評価すべき点です。

ヤマカツマリリン仔にとって好走条件となっている内枠を引けたので…複穴で一考。

≪複勝◎＞馬連ワイド◎→総流し、単勝◎≫