シャティンの芝コースはほぼ平坦の右回り。1周1899ｍで最後の直線は430ｍ。日本の札幌、函館と同じ洋芝使用でやや時計を要します。芝2000ｍはスタートしてすぐに1コーナーを迎えるため内枠有利、外枠は不利です。

　今回でレースメイクするのは、おそらく札幌記念を逃げ切ったネオリアリズム。この馬が逃げるとなると札幌記念同様に淀みないペースになる可能性大。差し、追い込み馬が優勢になるでしょう。

　よって、◎には前々走の香港クラシックＣでは、外々から押し上げて、直線序盤で一気に伸び、最強クラスのラッパードラゴンに0.3秒差(2着)まで詰め寄った(8)パキスタンスターを推します。前走の香港ダービーでも最後方からしぶとく追い上げて2着と善戦。レースが流れれば、ここも善戦が可能でしょう。