先行指向は強いが、芝マイル重賞ならばこの程度は強くて当然。ただし、16ボンセルヴィーソや15タイムトリップなど、先行内容がいい馬が外枠に入ったのはしっかり意識しておく必要がある。こうなるとオイシイのが、内々で「こすく」立ち回れそうな馬。枠番のメリットを最大限に生かせそうな馬を、積極的に狙いたい一戦である。

本命には01ナイトバナレットを推す。前走のファルコンSでも期待したのだが、出遅れて最後方から差を詰めて11着という冴えない結果に。最内枠を引いたのは痛いが、これである意味、鞍上も腹をくくって乗れるはずだ。能力的に大きな差があるとは思えず、稽古での動きも良好そのもの。内をさばいて伸びてくるレースを期待する。

相手は、02ランガディアと04メイソンジュニア、ジョーストリクトリの3頭。馬券は◎−○▲△の馬単折り返し主体を考えていたが、思っていた以上にどれも人気薄となりそうなので、手広く馬単ボックス主体で勝負してみたい。