◎テンバガーは「モーリス×スペシャルウィーク」という組み合わせで、レジェンドセラー（ＯＰ）、プライムセラー（３勝クラス）、クロスセル（２勝クラス）の半弟。母トップセラーはアドマイヤメイン（青葉賞、毎日杯）の４分の３姉にあたり、現役時代に芝中距離で準ＯＰまで出世した。２代母プロモーションはクイーンＳ（Ｇ３）の勝ち馬。父モーリスは中山芝２０００ｍで連対率３５．７％（１４戦５連対）と抜群の成績を収めている。母方にリヴァーマンを持つモーリス産駒は芝連対率５２．４％と圧倒的で、「モーリス×スペシャルウィーク」の組み合わせも芝連対率３５．７％と素晴らしい。昨年６月の阪神新馬戦（芝１８００ｍ）は、ダノンザキッド（ホープフルＳ、東京スポーツ杯２歳Ｓ）、ワンダフルタウン（京都２歳Ｓ）が出走していたハイレベルなレースだったが、それらを差し置いて１番人気に推されたほどで、最後の直線で不利を受けながら３着と健闘した。８月の未勝利戦で勝ち上がり、今回が３戦目。久々だが仕上がり具合に問題はなく、前述のとおりコース適性も高いはず。このメンバー相手でも十分通用する。