◎ヒシイグアスはここまで中山芝コースで【2 2 0 1】と、東京よりも中山という印象が強いが、前走は久々に東京で好走。内容も澱みのないペースで先行しつつ最後はメンバー中上位の上がりで突き放すという内容で、まさに完勝だった。その激走の疲れで休養が長引いたものの、立て直してきた今回は前走以上の調教内容で、立て直し効果だけではなく成長まで感じられる。詳しくはジャパンＣの見解に書いたが（スポーツマスターで配信。https://www.sportsmaster.jp/）、東京芝コースは外有利は当たり前だが、差し、先行の有利・不利はない状態。メンバー的に逃げ馬よりも差し馬に比重がかかっているここは、同馬の前走のような持続力を活かす先行策が非常に効きそうな印象だ。馬群の外めを先行し、抜け出すという競馬ができれば休み明け緒戦、昇級緒戦から十分勝ち負けになる存在だろう。大駆けを期待したい。