東京11R 府中牝馬S
==調教評価==
番: 今回 /前 2 3 4 5
01:63(/)/69 57 66 61 64
02:73(↑)/51 68 68 69 50
03:59(←)/56 53 52 51 52
04:62(\)/58 64 69 62 60
05:42(↓)/52 58 50 52 56
06:61(\)/57 54 53 59 62
07:59(←)/59 61 57 57 58
08:57(↓)/69 48 59 57 46
※今回・近5走の最終追い切り時計のみを数値化。高いほど速い時計という意です。
※今週出走していない馬を含め全調教タイムから算出。
※連闘・計時不能の場合は50としてカウント。
●東京芝について
先週は台風14号の影響でかなりの雨。土曜は不良・日曜は重・稍で開催され、netkeibaの馬場指数を見ると土曜11R時で「43」・日曜は「5」→「-4」になっている。この数値自体は、基準タイムよりも4秒3程度時計の掛かる馬場、基準タイムよりも0秒5程度時計の掛かる馬場から、0秒4程度速い時計の出る馬場へ回復したという事を示している。水はけが良いので、雨が降らなければ回復も早いのだろう。先週の毎日王冠のところで、1秒程度、馬場指数「10」くらいで行われると推測していたが、想像以上に回復が早かった。
同じ良馬場でも時計の掛かる時もあれば高速馬場の時もあるため、単純に[良]・[稍]・[重]・[不]の4段階の馬場状態での成績を見るよりも、馬場指数別の成績を見た方が捕らえやすいように思っている。
東京は朝から雨。1日中降り続く予報のようで、先週日曜の午前の「5」くらいの馬場と推測する。東京の芝はパワー型、馬場指数がプラスの時に好走している馬を狙って行きたい。
◎本命は8.サムシングジャスト
2月に3勝クラスを勝ち上がって、前走8/2のクイーンSは9着。このクイーンS、道中は後方に位置してほぼ最後方。同じような位置にいたのが1番人気で3着のスカーレットカラーで、スカーレットカラーは4コーナーも内ラチ沿いをピッタリ回って、直線もインを着く競馬でロスなく回れて3着。一方サムシングジャストの方は、大外回ってスカーレットカラーと比べるとかなり距離をロスしていた。直線入って、外から伸びて来そうにも見えたが、大外回って分もあって他馬と同じような脚色になって0秒4差の9着。大きくは負けていない。
クイーンS以前の成績を見ると、東京や京都の外回りで好走しているだけに直線の短い札幌も合わなかったように思う。能力的にはG2・G3ぐらいなら通用する能力はあるように思う。
前記の通り、雨で時計の掛かる馬場。馬場指数がプラスの時の成績を見ると
※括弧内が馬場指数
19/06/15:1勝クラス(2):4着
19/10/19:1勝クラス(5):1着
20/01/06:新春S(10):3着
20/02/16:初音S(7):1着
と時計の掛かる馬場は得意としている。初音S1着時の松山弘平騎手のコメントに「今日みたいなタフな馬場は得意」と出ているぐらい。
追い切りに関しては10/13(火)にCWで追い切られているが、この日CWで追い切られた頭数があまり多くなかったが、タイムは上々。前走は札幌芝で追い切られて速い時計をマークしていたので、上の表で↓になってしまっているが、あまり気にしなくても良いように思う。
武豊騎手から松山弘平騎手に戻って、時計の掛かる馬場なら狙う価値十分と見て本命に。
○相手に3.フェアリーポルカ
やはりプラスの馬場指数の時の成績を重視した。フェアリーポルカのプラスの馬場指数の時の成績を見ると
19/01/19:若駒S(5):3着
19/10/13:秋華賞(4):16着
20/01/18:愛知杯(8):4着
20/03/14:中山牝馬(28):1着
流石にG1級の能力はいので、秋華賞は大きく敗れてしまったが、時計の掛かる馬場はこなせている。ただ、こなせるという程度で得意な部類では無いので、サムシングジャストと比較して少し割り引いた格好。他の6頭がフェアリーポルカほど馬場実績がないので、押し出されての2番手評価。
8頭立てと頭数も少なく、サムシングジャストの人気を考えると3連単でフェアリーポルカ相手の2頭軸マルチ総流し、8頭立てなので複勝も3着まで払い戻しがあるので単複を買っておきたい。