デインヒルのクロスを信じることにしました。本命はメイケイエール。ミッキーアイルはステラマドリッド牝系（ラッキーライラックとかアエロリットとか）特有の「スピードの持続力」が卓越したスタートの反応と掛け合わされて実績を残した快速馬で、種牡馬としても産駒デビュー前から「活躍するんじゃないか」と密かに考えており、新馬戦・未勝利戦から一気にペースが跳ね上がる2歳重賞にも強いんじゃないかとあたりをつけていたので当然ながら狙います。天候状況により馬場読みができませんが、ハチャメチャに雨が降って馬場がベタベタになろうと、逆にめちゃくちゃ晴れて馬場が乾いて高速馬場になろうとどうせ僕の買い目は変わりません。

メイケイエールは母父がハービンジャー。白毛で有名なシラユキヒメの一族出身です。2代母ユキチャンがクロフネの産駒なので「部分的に見たらアエロリット」という面白い血統構成（これからこのパターン増えてくるんでしょうね）。連闘で臨むメンバーが多い中、中1週で挑めるのもこの時期の2歳馬であることを考えればプラスなのではないかと踏んでいます。

当然ながら相手に選ぶのはアールラプチャー。こっちもミッキーアイル産駒です。母父のストーミングホームは平坦向きのミスプロで、種牡馬としては小回りに強い産駒を多数輩出しました。新馬戦を快勝したとおり小倉は向いている構成です。

3頭目に選ぶのはフリード。ノーネイネヴァーの産駒で、母父がウォーチャントなのでこの馬も「ダンチヒ持ち」の括りに入ります。ノーネイネヴァーはスキャットダディの産駒で、その父がヨハネスブルグ。先週重賞を制したエイティーンガールの父親が血統表の3代前にいるあたり”米国血統み”が深いですね（エンパイアメーカーとかもそんな感じで、とにかく世代の移ろいが早くておもしろい）。このタイプのストームキャットの直系は馬場が変わるまで狙い続けたいので相手に含めます。

メイケイエールの単勝と、上述した3頭のワイドボックスを購入します。