札幌芝は使いつつタフになっている上に、日曜は雨予報。馬場のインが荒れて来る可能性が高い。

展開面を考えてもダイメイフジ、アスタールビー、カッパツハッチら先行勢が中〜外枠に入ったことで、隊列はインよりも外に向く。最内枠のダイアトニックが能力上位評価で人気になるが、前走とは打って変わって立ち回りを問われない馬場状態になると、一転して苦戦までありそうだ。

【本命馬】◎ライトオンキュー

半年以上の休み明けだった函館ＳＳこそ崩れたが、それ以外は安定した走り。昨年の当レースではダノンスマッシュ＆タワーオブロンドンの強敵相手に４着と健闘、京阪杯、そして前走のＵＨＢ賞は完勝だった。スプリンターながらどちらかといえばパワーを要する馬場が得意で、今の終盤開催の札幌芝＆雨想定はプラス材料。外寄りの枠からスムーズに走れそうだし、当面の相手であるダイアトニックが最内枠に入ったので、ココは逆転可能とみて狙いたい。

〜対抗以下＆穴馬〜

対抗にはフィアーノロマーノ。

函館スプリントＳは立ち回り戦で対応できず。荒れ馬場、外伸び馬場に替わる今回はパフォーマンスアップを望めそう。藤岡康騎手とはミスマッチだと思うが、それを加味してもココは買い。

３番手にエイティーンガール。

ココ２走は不発だが、もともとシルクロードＳで見せたような鋭い末脚が武器で、外が伸びる馬場の1200mがベスト条件。前走は少しスタートを出過ぎてしまい持ち味生かせず終わったが、溜める競馬なら再度シルクロードＳ当時のような脚を使えるはず。雨降って差し届けばチャンスあるはず。

あとはディメンシオンも怖い。

阪神牝馬Ｓ３着は相手関係を考えても評価できる内容で、前々走のＣＢＣ賞は外枠で参考外、前走はタフなマイル戦で着順程負けなかった。1200m実績はないが、今のタフな馬場の1200mは合いそう。外枠からスムーズなら巻き返し可能とみる。スタート上手い松田大作騎手もローカルスプリント戦では頼りになる。