直結コース(今回のコースと同じ適性が要求されるコース)：福島芝2000ｍ、中山芝2000ｍ、中山芝1800ｍ、福島芝1800ｍ、阪神芝2000ｍ

本命馬の見解:◎マイネルサーパスは、福島芝コースを３戦２勝３連対の福島巧者。３歳時に直結コース福島芝1800ｍの重賞ラジオNIKKEI賞(G3)を９人気２着に激走した。その後は福島に出走していなかったが、前走で同コース福島芝2000ｍの福島民報杯(OP)に出走して勝利を収めた。ラジオNIKKEI賞と福島民報杯は道悪の激走であり、今週の馬場に対応できるのは強み。福島開催を狙ったローテを組んだので、休養明け緒戦から得意コースで勝ち負けになる。

単穴馬の見解:▲ウインイクシードは、直結コースの中山芝1800ｍでディセンバーS(OP)を連対後、直結コース中山芝2000ｍの中山金杯(G3)を６人気２着に激走した。また、同コースの福島芝2000ｍでは現１勝クラスを制し、前走の福島民報杯を３着に好走。直結＋同コースの激走実績が多く、コース適性が高い。直結コースの重賞となる中山金杯で◎マイネルサーパスや○クレッシェンドラヴに先着しており、今回の相手なら激走を期待できる。

ヒモ穴の見解:△ヴァンケドミンゴは、福島芝コースを４戦４勝の福島巧者。直結コースの福島芝1800ｍで１勝・２勝クラスを制し、同コースの福島芝2000ｍにて未勝利と３勝クラスを勝利した。前走の３勝クラスが快勝といえる内容、福島中距離ならオープンクラスで通用する。今回は重賞となるが、ハンデ戦のため前走から３キロ減となるのが有利。軽量でコース適性の高さを活かせば大駆けを期待できる。

△レッドローゼスは、昨年の春に同コース福島芝2000ｍの福島民報杯を制した。また同コースでは、昨秋の福島記念(G3)を５着、今春の福島民報杯を４着に善戦、安定して上位争いしている。当該コースに対する適性が高く、レースの流れが向けば馬券圏内を狙える。