コノ馬が古馬になって以降に高パフォーマンスを叩き出したレースと言えば「18年根岸Ｓ２着」「18年武蔵野Ｓ１着」「19年南部杯１着」「20年フェブラリーＳ３着」の４つが挙がりますが、それらは全て高速時計決着という共通項が指摘できます。
前者２つは渋化馬場で、後者２つは高速馬場で…つまりはそういう馬場でこそ強さを発揮するタイプだと言えます。
（※南部杯の施行される盛岡ダートは屈指の高速コース）
（※本年フェブラリーＳは良馬場発表ではありましたが、過去２年の同レースは同開催内で最も乾いた馬場で時計が掛かる水準の馬場状態で及ばずの結果だったのに対して、本年は元から時計掛かる馬場ではなかったです。その上、多少の降雨もあった分で水準よりは多少速い馬場状態でした。実際に良馬場開催時では過去の中でも相当好時計での決着となっていました。）

前走かしわ記念は不向きな時計掛かる地方ダート良馬場を思えば大健闘と言える３着。
５歳時は一時低迷しましたが、５歳秋以降は完全復調という近況で…他のＧ１では用無しレベルの馬とは本来は能力レベルが一つ異なる馬だと言えます。斤量59キロはキツいですが、酷斤量が嫌われる現代オッズ構造ではその分だけオイシイ人気になっていると言えますので…得意雨ダートであれば能力で何とかしてくれる方に賭けたいです。