PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にアイオープナー(-1.0pt)、ショウナンランチャ(-0.7pt)、テルヌーラ、メイショウイナセ(ともに-0.3pt)、イカット(0.3pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、基本的に本命馬は、能力値5位の中から選出するというスタイルで予想を行っています。

　よって、◎には、新馬戦ではあわやの2着と好走した(1)イカットを推します。前走は勝ちに行く競馬、直線ではいったん先頭に立ちましたが、最後に急失速しました。前走時の京都は見た目よりも馬場が悪く、騎手が早仕掛けをして、差し追い込みの決着になることが多かった時期。失速したのは仕方がありません。ここは巻き返しを期待します。

　○は、阪神芝1600ｍの新馬戦こそ超絶スローペースを出遅れて7着も、2戦目から前々走までの3戦は全て芝2000ｍを使われて全て掲示板入りを果たした(5)サトノヴィーナス。今回は立て直されての函館芝1800ｍ戦。ブリンカー効果が吉と出れば、ここは走れるでしょう。

　▲は、デビューから上昇一途で、東京芝1800ｍの前走では、勝ち馬と0.1秒差(2着)と好走した(6)テルヌーラ。この馬はこれまでのキャリアが4戦と浅い馬。競走馬はデビュー5戦目くらいまでは上昇度を見せることが多く、ここは伸びしろに期待しました。