本年の芝中長距離(2000以上)のＧ２Ｇ３レースは、前走条件クラス出走馬(要は上がり馬)が複勝率４割超を記録するなど即通用事例が多発中。
その該当馬が１頭でも居たレースでは、愛知杯を除いた全てのレースで前走条件クラス出走馬が好走しています。
目黒記念は元より上がり馬が通用しやすい一戦で、既存勢力はパッとしないメンバーばかりだけに、やはりその上がり馬に目を付けるべき一戦と見ます。

今年の該当馬はゴールドギア・パラックバリンカ・キングオブコージの３頭ですが、パラックバリンカは前走前残り展開に恵まれての逃げ切り勝利で、ゴールドギアは２走前にキングオブコージに完敗。３連勝中で目立つ存在ではありますが、そのキングオブコージの即通用を狙いたいという結論です。

https://twitter.com/jou_syou/status/1189801944375689222
また例のＧ２だと神騎乗連発する横山典騎手の騎乗馬…このクラスのレースは騎手･騎乗で左右されるウェートも大きく、そこで横山典Ｊのアグレッシブ騎乗が生きるケースが多いというコトです。

そもそも前走湾岸ＳはＨレベルレースを楽勝で昇級ＯＰでも通用する器に違いなく、この展開激化は想像し辛いメンバー構成戦なら横山典Ｊの神通力も期待できる局面で…一発回答の可能性も十分と見て推奨します。


穴で押さえたいのはノーブルマーズ。
コノ馬は位置取りと着順が連動するというのと、ラチ沿い競馬だとパフォーマンスが上がるというのがポイント。

２走前中山金杯はその得意とする内枠先行競馬でしたが、前に居たブラックスピネルが下がる分だけ追い出しが遅れた分での４着でした。また、鞍上は重賞OP級でもその後の乗り替わり時に巻き返し激走例が続出（ミヤジコクオウ・グルーヴィット・ウイングレイテスト・ウインカーネリアン・ウラヌスチャーム）しているミナリク騎手騎乗だった点も加点要素です。

前走京都記念は５番手追走から４着で、また外有利馬場の分だけ得意の内競馬が取れずの情状酌量要素も。

３走前チャレンジＣは距離不足、４走前アル共は６枠からの差し競馬で持ち味生かせず、５走前京都大賞典は１枠からの差し競馬で４着。

２年前の目黒記念は内枠先行競馬で３番手追走２着でしたが、そういう内枠先行競馬ができた局面ではそれなりに安定したパフォーマンスを発揮してきたこれまでで…絶好枠を引けた今回はそれでの善戦=馬券内突入も見込める一頭と見ます。


あとは、やはり有利な昇級初戦馬でこの直近の上昇度は見逃せないゴールドギア、間隔開けて調教良化で今度は本領発揮してきそうな地力最上位ステイフーリッシュまで本線で買いたいです。

≪単複◎＞馬連ワイドBOX◎△△△≫