本命はキングオブコージにします。父はロードカナロア、母父にガリレオ。「ロードカナロア産駒の大成する要件」を満たしている血統配合（これまで何度も書いてきたので詳細は割愛）で、母ファイノメナの全姉ナイタイムからはマンノウォーSを制したジューコワ、昨年のバーデン大賞を制したガイヤースが出ているゴリゴリの欧州血統。馬場を考えると全体時計が比較的速くなるだろうと予想されますが、前半をハイラップで牽引するメンバーが現状見当たらないので、比較的欧州寄りのペースになるのではないかと考えています。ちなみにこのパターンで追い込んできた欧州血統馬の一例が昨年のルックトゥワイスです。

対抗に選ぶのはゴールドギアとボスジラ。

ゴールドギアが東京で結果出したのは、母ギンザボナンザが持っているトニービンの影響が強いと思っています。ロードカナロアにトニービンを足して走力に表出させているタイプですね。大枠で捉えればトロワゼトワルやヴァルディゼール、ケイデンスコール、グルーヴィットなどと同じですね（ざっくり）。

ボスジラはクロフネの甥。マウントロブソンとポポカテペトルの全弟であり、グリュイエールやアイスバブルの叔父でもありますね。というかポポカテペトルとアイスバブルと近親馬が3頭揃うこのレース、マジで面白いな。

クロフネと異なりフレンチデピュティを持っていないため完全なハイペースを得意としているわけではないにしろ、全体時計が速い決着には対応できる素地があります。昨年のアイスバブルや2年前のポポカテペトルも善戦していましたね。今回は成長度を鑑みてボスジラを重要視しました。

キングオブコージの単複と、上述した3頭のワイドボックスを購入します。