土曜の雨が残ったダートは「スピード決着」が濃厚。人気のタガノビューティーのヒヤシンスＳ（２着）は「１分37秒９」の時計が示す通り、今回とは違ってパワーを要するダート。後方一手の戦略だと届かない恐れもある。
　◎デュードヴァン。前走・アーリントンＣ（11着）は初めての芝で休み明けでノーカウント。東京ダート1600は２戦２勝。新馬戦で負かしたダノンファラオは兵庫チャンピオンシップ２着まで出世し、中味も濃い。前走・カトレア賞の「1分36秒２」で高速ダートに強いのも評価ポイント。もまれにくい外枠から好位取り。巻き返す材料は調っている。
　前に行くタレントが豊富で先行勢は一見狙いにくいが、押さえるなら、▲シェダル。大型馬でゴールドアリュール産駒の東京マイル。逃げなくても、もまれない位置なら、初コースは味方につけられる可能性。