中内田厩舎は早期詰め込み教育とスピード志向教育が特徴的で、若駒戦での成績優秀・中長距離レースでの成績不振の傾向があります。
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それは皐月賞以降に中長距離路線４連戦で一度もパフォーマンスを上げられなかったヴェロックスにそのまま当てはめられる話です。
久々の距離二千以下レースというのは好材料です。但し、つい２ヶ月前の有馬記念までは斤量恩恵を受けていたのが、今回は対古馬でもトップハンデを与えられて…それを乗り越える為には成長力が問われてきます。
その観点では必ずしも大きな期待ができないというのが早期詰め込み教育の中内田厩舎馬となります（それでも元の地力はココでは格上なので対抗評価はします）。

そのヴェロックスも含めて人気所はバイアス不利明白な内枠配置で…それならば唯一好枠を引けたジナンボーに期待したいという結論です。

前走ジャパンカップデーの東京芝は内有利傾向で、外を立ち回った馬が異常に伸びないケースが散見されました…そこで距離長い二四で・大外枠を引いて・外々を回る競馬で逆噴射というジナンボーの負け方は、情状酌量の余地が大きいモノでした。
２走前は19年重賞レースで最も乗れていなかった騎手と言っても過言ではない（重賞で１勝以上した騎手の中では最も低い単勝回収率）デムーロ騎手騎乗での好走は価値ある結果。
３走前は不良馬場でも勝利。
距離短縮千八もタフ馬場もプラスに転ぶはずで…唯一最大の強敵のヴェロックスよりも斤量２キロ貰いならば、逆転可能とみて推奨します。