東京11R クイーンC
＝＝調教評価＝＝
番： 今回 /前　２　３　４　５
01：58(／)/64　57　49　　
02：52(＼)/45　39　54　56　50
03：50(↓)/64　　　　
04：55(↓)/68　63　　　
05：54(←)/57　58　58　57　
06：57(＼)/50　59　58　　
07：56(↑)/44　54　　　
08：49(＼)/42　61　65　47　
09：70(↑)/50　55　49　　
10：64(↑)/47　　　　
11：50(／)/56　47　45　　
12：56(←)/58　51　　　
13：57(↑)/38　58　39　58　61
14：63(＼)/57　64　62　　
※今回・近5走の最終追い切り時計のみを数値化。高いほど速い時計という意です。
※今週出走していない馬を含め全調教タイムから算出。
※連闘・計時不能の場合は50としてカウント。

●東京芝について
　東京は1秒5前後以上速い時計の出る馬場で、前よりも中団から切れる脚を使える馬が馬券になっているケースが多い。

◎本命は9.マジックキャッスル
　このメンバーだと恐らくペースは平均より少し遅いスロー。ここ3戦、上がり最速が2回・3位が1回と末脚堅実なマジックキャッスルならある中団もしくは前めの位置からレースを運んで抜け出せるように思う。

　7/13の新馬戦、16頭立てで負かした15頭の内未勝利を勝ち上がっているのは7着だったカイアワセの1頭だけで、他14頭は今だ未勝利もしくは既に引退していて、新馬に関しては相手が弱かった。

2戦目の9/29サフラン賞はマルターズディオサのクビ差2着、そのマルターズディオサが次走阪神JFで2着。マルターズディオサは新馬戦で4コーナー13番手で回って、直線だけで12頭を抜いて差し切った馬だっただけに、瞬発力の差が出てしまった格好。

3戦目の前走はレシステンシアの1馬身差2着、勝ったレシステンシアは次走阪神JFで2着マルターズディオサに5馬身千切っての逃げ切り。マジックキャッスルは2戦とも阪神JF1・2着馬に負けた事になる。新馬・2戦目と先行していたのに、このファンタジーSは中団からの競馬でもう少し前の位置からならもっと際どかったはず。

追い切り時計を見てもここ3戦よりも好時計を連発して成長が伺え、出来も悪くないように見える。枠もこの枠なら直線で前が壁になったりせず、スムーズに抜け出して来れると見て本命に。

○相手に10.アカノニジュウイチ
　他の人気どころから行くと、1.ミヤマザクラ。札幌の未勝利勝ちのタイムが破格のタイムでかなり優秀。前走の京都2歳S2着と、ここでも人気になっているが、全兄のマウントロブソン・ポポカテペトル(菊花賞3着)・シエラネバダ・ボスジラいずれも中距離以上での活躍。札幌勝った時のタイムからマイルをこなすスピードがあっても…とは思うが、やはり距離が短いのかなと。

　3.ルナシオン、前走は超スローの瞬発力比べのレース。見た目は強いレース内容に見えたが、あのペースなら上がり33秒台まで出てもおかしくなく、ペース考えると34秒3ではちょっと遅いかなと。距離は違うので、単純比較はできないが、10.アカノニジュウイチの前走はルナシオンの勝ったレースよりもペースは速く、それでいて上がり32秒9。瞬発力となるとアカノニジュウイチの方が上。
アカノニジュウイチの追い切りを見ても、前走よりも速い時計を出して来ているだけにこちらも成長が伺える。

馬券的には不安の残る人気どころよりも9.マジックキャッスル・10.アカノニジュウイチを軸に買っておきたい。