展望：内枠先行有利

◎1.アルデツヨシ
前走は押してハナへ。1000ｍ通過62.2秒でしたが、馬場が少しタフで、L3から13秒台を3F連続で刻むタフなレースに。大敗理由はこの馬場でしょう。残り200ｍ近くまでは先頭を守っており、馬場さえ軽ければもっと粘れたはずです。陣営は「前走は久々が影響したようです。もともと使いつつ良くなるタイプですから、叩き2戦目で粘りは増しそうです」と前向き。休み明けも敗因なら叩いての上積みも期待できます。
前々走は好ラップ・好時計。2400ｍ戦でL4の50.5秒は優秀。3馬身半差を付けての逃げ切り。相手もなかなかに強力で、4着のケイアイワイラーパは函館ダート2400ｍで、余力ラップの0.2秒差がありました。
東京ダートは雨の影響を受けて、内枠有利に傾くはず。今開催の東京ダートは良馬場でも道悪でも先行有利。ここは競艇のイメージを持って。

◯2.タマモトリノ
前走は本命。ほぼ勝つと思っていて、馬単中心に。馬連を保険にするくらいでした。アルデツヨシが逃げて1000ｍ通過62.2秒。大外枠から押していくも、外を回されて位置を取り切れず。想定より後ろになってしまい、その分、勝てなかった印象。というか、直線では前とかなり差があり、大ピンチだと思ったくらい。あれで2着まで来たのは相当に強い。
前々走はクレーキングが圧勝。3着でも時計は水準以上。
こちらも使ったことで「上積みはある」という話。2番枠ならしっかりと位置を取れるでしょう。

☆3.4.12.14
競艇のイメージを持っているため、内枠先行馬の4.オウケンシルヴァー、外枠からでも前に行けるはずの14.ラントレイルはカバー。
3.ダカラフェスティヴは差し馬ですが、内枠でロスなく運べて。
☆12.ロングウェイホーム
前々走のサムシャイン戦はL2が11.8-11.7という凄まじい好ラップ。サムシャインの上がりが35.9秒でしたが、この馬も上がり36.6秒。十分に優秀でしょう。出遅れて後ろからになるも、比較的馬群が凝縮して4着確保。前走は不利な外枠も、そうロスなく乗れました。1000ｍ通過61.0秒で前残る流れ。伸びあぐねたのは案外すぎる敗退。未勝利勝ちのL2も12.8-12.4。余力ラップ寸前で7馬身差。前走度外視にすれば、十分に買える馬。外枠不利でも力で馬券に絡んでもいい馬。

他馬について。
11.カージオイド：前走は好発を切って好位置を確保。かなりいい位置で、3.4角でもタマモトリノと違って前に置かれずに付いていけました。タマモトリノに交わされての3着。力はそれなりにあるでしょうが、レース質に合わないと見て。
15.ホークライト：前走の未勝利勝ちはL4が51.0秒。1000ｍ通過63.0秒で、時計的にも1勝クラスで即勝負になるかどうか。そんなにレベルの高いレースも使ってきていなくて。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。