展望：外枠先行有利

◎9.マルセルテソーロ
かなり小粒なメンバー構成の1勝クラス。
マルセルテソーロは前走の川崎1500ｍの1.36.8が好時計。これは中央1勝クラスで十分に通用する水準です。
前々走の浦和1400ｍでの1.28.0も優秀。上がり37.4秒で大差のぶっちぎり。
イデアイゴッソウという現3勝クラスの馬が浦和1400ｍで、1.28.5、1.27.8で走破していました。前者の上がりが36.3秒で、これが非常に優秀でした。
上がりではマルセルテソーロはイデアイゴッソウ水準に至らないので、3勝クラスまで行けるかは甚だ疑問ですが、低レベルの1勝クラスなら通用するでしょう。
3走前はハイレベルな未勝利戦。余力ラップ戦で1.0秒差4着。5着ショウナンヤッホーが現2勝クラス。7着ピカピカサンダーは4連勝でオープン入り。8着ロンパイアも1勝クラスを突破。これらの力関係から、十分にやれるはず。
地方戦の時計だけだと心配ですが、中央成績も良いので信頼します。

◯8.ゼンカイパイロ
転厩初戦。
ゼンカイパイロはここ2戦がハイレベル戦。前走はヤマニンシュラが超好時計で圧勝。本馬も上がり36.8秒を使えています。
前々走も上がり35.6秒で3着。
安定して速い上がりを使えるため、1400ｍは問題なさそうで。

▲16.マクミランテソーロ
先行して堅実。1400ｍの3走前はL2が11.9-12.1の余力ラップ戦。0.4秒差2着。
休み明けですが、「調教の本数はやってきましたから久々でも走れると思います」と陣営前向き。3走前だけ走れれば勝負になるメンバー相手で。

他馬について。
13.ポッドボウ：追い切りで動くタイプ。船橋で連勝して再転入ですが、前走は1.15.3。600ｍ通過37.2秒のSペースで逃げましたが、L2は12.4-13.5。さすがにこのパフォーマンスでは買えなくて。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。