展望：外枠差し有利
新潟は開幕週から外枠有利。展開次第では前も残れますが、基本的には外差し馬場。ここは多頭数で、行く馬もいるため、外差しが決まりそうで。

◎13.タガノデュード
前走は重賞チャレンジCに格上挑戦。14番枠から押して出していきましたが、外枠だったので初角は外を回されるロス。3.4角も外を回されてしましたが、0.5秒差ならよく頑張っています。
前々走・関ヶ原Sはシルキーガールに本命を打ち、こちらは対抗に。五分に出て、下げて後方に。1000ｍ通過61.7秒でしたが、超高速馬場故に先行有利の結果に。この馬は位置的に不利でしたが、直線は外からよく伸びて、シルキーガールを交わす寸前の3着。
3.4走前はメンバーレベルの高い中での4着。
3走前は五分のスタートを切り、馬群としては中団前目。1000ｍ通過60.9秒ならMペース。3.4角は内目。前が壁で、直線も前が窮屈に。詰まってはいませんでしたが、スムーズに加速できず、外をスムーズに回した差し馬に交わされての4着。トップハンデだったことも踏まえれば、十分に強い競馬をしています。
新潟の3勝クラスなら力上位。外枠の差し馬というのもプラスで。

◯8.シルキーガール
デクラレーションオブウォー産駒らしからぬ切れ味の持ち主。母父のディープインパクトが強く出ているのでしょう。
未勝利勝ちのL2の11.7-11.2の加速＆余力ラップから高く評価している馬。
前走は前有利の超高速馬場ではありましたが、タガノデュードにハナ差先着。
前々走は牝馬限定の3勝クラスとしてはかなりの好メンバーで、2着ラヴァンダがアイルランドトロフィーを制覇。3着オーロラエックスも3勝クラスを突破。5着イングランドアイズは小倉記念を制しています。6着でも評価を落とす必要はありません。

▲9.ウインオーディン
折り合いが難しいタイプ。
4走前は折り合いを欠いての敗戦。
3走前のむらさき賞は1000ｍ通過56.8秒の超Hペース。再現性のないレースだったので度外視でも。
前々走はインで前が壁に。手応えがあったのに追えず仕舞いに。進路さえあれば、上位濃厚でした。
前走はようやくの好走。外枠有利でした。ゲルチュタールがスタート後にすぐ外に出す好騎乗。本馬は五分に出て、中団へ。1000ｍ通過は60.6秒と流れて、3.4角では内にゲルチュタールを置いて進出。直線では先頭に立ちそうでしたが、勝ったゲルチュタールがしぶとく、2着まで。クビ差なら頑張っています。
3勝クラス上位の力があるので、外枠差し有利な馬場を生かして。

☆3.6
内枠でも末脚強烈な2頭を押さえに。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。