展望：能力重視

◎7.サラコスティ
中京芝2000ｍの未勝利戦はL5が57.7秒の余力ラップ。
京都2歳Sでも本命を打ったくらいで、まさかここまで低迷するとは思いませんでした。ただ、控えた前走で復調気配。
その前走は後方から2番手へ。1000ｍ通過61.0秒は高速馬場を考えるとスロー。前にニュークレドを置く形で、直線は外から上がり最速タイをマーク。ニュークレドとの差がなかなか詰まりませんでしたが、じわじわと差は詰めていました。ニュークレドも間に合わなかったようなレースだったので、2着と0.3秒差なら上々でしょう。控える競馬で完全に復調気配が窺えました。
陣営は「ワンターンに替えて、ブリンカーを外します。前走は抑え込みましたが、今回は出たなりで前に馬を置いて運びたいです」と述べています。前走のように後方一気だと厳しいので、これはプラス。
ニュークレドが1番人気想定ですが、今回、逆転もあり得るでしょう。本来の力さえ出せれば。

◯1.ニュークレド
前走は五分に出て後方へ。1000ｍ通過62.7秒の超スローで、完全に前有利の流れ。最後方では厳しかったと言わざるを得ません。L2も11.1-11.1で前も全く止まりませんでしたが、3.4角で早めに外から進出。クビ差2着まで追い込んだのはさすがといったところ。
前々走も五分に出て、後方に。差すにもイン差しでなければ、厳しかったレース。デルシエロに先着を許していますが、内外の差もありました。
ずっと上がり最速を使っていて、不発のないタイプ。
未勝利勝ちのL2は11.9-11.3の加速＆余力ラップでした。
サラコスティの相手に。

☆3.4.5.8.9.10　注6
勝負になる馬が多い印象で、相手は手広く。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。