展望：外枠先行有利

◎7.グレイルクエスト
前走はちょっと驚きの1.42.9。というのも、同日メインはシンビリーブが勝った交流戦でしたが、これが1.43.0。これよりも速い時計で勝つとは衝撃的です。
当時、本命を打っていましたが、キックバックを嫌がる馬なので、交流戦の相手関係で楽に逃げられることを重視していました。レースは4番枠から押して、外の2番手へ。3.4角で逃げ馬と一騎打ちに。直線で早々に競り落として楽勝。
前々走から着用しているブリンカーも効いた模様。
交流戦勝ちということで圧倒的な人気にはならないでしょうが、力は一番上の可能性が極めて高い。

◯2.ヘリオトロープ
前走は1000ｍ通過61.3秒のHペース。これを先行して2着。1.53.1も好時計。
不利なく回って来られれば、上位でしょう。内枠なので、スムーズに運べるかだけがカギ。

▲3.レッドエウロス
前走は「間隔を詰めたのが悪い方に」出たという話。
前々走はやや速めのペースで、サムワンライクユーよりも展開が向いたとはいえ、0.3秒先着。こちらも内枠だけ。

△9.サムワンライクユー
1勝クラス上位の時計では走れている馬。
前走は時計を落として、伸びきれませんでしたが、800ｍ通過が49.0秒の超Sペース。内枠で位置を下げる形にもなりました。上がり36.9秒は使えているため、言うほど悪い結果ではありませんでした。
陣営は「前走は結果的に太め残りだったかも。連闘で体は絞れそう。実績的にもこの舞台ならもっと走れていい」と述べています。プラス16キロだったので絞れてくるのに越したことはないでしょう。
前々走は800ｍ通過47.1秒。やや速め。大外枠から先行しましたが、やや速かった分もあるのか、上がり37.1秒と少し数字も落として、最後に他馬に交わされもしました。
もう少し楽なペースを先行できれば、強力3歳馬相手でも。
強力な3歳馬は内枠に固まったので、軽く押さえておきます。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。