展望：先行有利
先週の京都芝は内枠で速い上がりを使える馬が有利でしたが、徐々に外差し傾向に。伸びどころは外になってきているので、枠はフラットと見ます。前目から速い上がりでまとめられるタイプを狙って。

◎11.サーナーティオン
既走馬相手の未勝利戦は超出世レースのツーネサーン戦。デビュー戦から1.20.2で走った実力は相当なものでしょう。しかも出遅れてのものです。3.4角でかなりの外を回された分、終いに伸びを欠きましたが、直線途中まではまとめて差し切るかと思う勢いでした。京都外回りは合うタイプでしょう。
未勝利戦を1.20.6で快勝して、長期休養へ。
長期休養明けの前走は600ｍ通過33.7秒のHペース。本馬は五分に出て、中団前目へ。3.4角で外目を回し、差し切る勢いで伸びてきましたが、最後に止まって4着に。1.20.6なら上々。
阪神芝1400ｍはHペース→上がりの掛かるタフなレースになりやすいですが、京都芝1400ｍはSペース→上がりの速いレースになりやすい。
コース替わりで、しっかりと結果を出すはずで。

◯2.ヴァージル
新馬戦のL2は11.4-11.2の加速＆余力ラップで楽勝。
こちらは前走でサーナーティオンを差してはいますが、外枠から控えたことで脚が溜まりました。サーナーティオンを交わせたのは展開の差も大きい。あとはブリンカー効果も大きかったはず。
本来は先行できるタイプ。
今回もブリンカー着用。
3走前は京都マイルで、1F長かった模様。あとは稍重馬場も響いたという話です。
京都芝1400ｍでは外枠で、600ｍ通過36.0秒の超Sペース。これを嫌って途中からハナへ。L2は11.1-11.5と速くなりましたが、残り数十メートルまでは先頭をキープしていました。
こちらも京都替わりに期待して。

☆6.9.10.12.15
三連複要因として。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。