アイルランドT 予想
◎カナテープ
[適性]B+
[能力]B
[レース内容]B+
…得意舞台でカナテープの連勝に期待。
関屋記念(2着)は、後方から手応え十分に直線へ。
仕掛けると鋭く反応し、上がり32.5秒の末脚で一気に差し切った。
前半3ハロン33.9秒は逃げ馬が離して作ったペースで、実質的にはミドルペース。
決して展開に恵まれた訳ではなく、地力の高さを示す内容だった。
↓関屋記念 14番(橙帽)
<netkeibaTVより引用>
府中牝馬S(2着)でも、直線途中まで余裕ある手応えで進出し、しっかりと伸びて2着好走。
初音S(1着)はスタートで出遅れながらも、直線では手応え十分に差し切った。
2着アドマイヤマツリはのちにG3を勝利。
[近3走の評価]
A→ B→ B+
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■ベスト条件
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通算成績は【5-4-3-5】で、複勝率70.6%。
近走で唯一崩れた4走前は「カイ食いが細く、胃薬を使っていた」とのことで体調面の影響が大きかった一戦。
それ以外は4着内と安定感は際立つ。
とくに近3走の内容が濃く、ここにきて本格化している印象だ。
右回り【0-0-0-3】に対し、左回りは【5-4-3-2】という典型的なサウスポー。
舞台となる東京芝1800mは、府中牝馬S2着、初音Sではアドマイヤマツリを抑えて優勝と最も力を発揮できる条件。
前に壁を作れば折り合って脚が溜まるタイプで、非外枠のここは連勝のチャンス十分。
○ボンドガール
…関屋記念(2着)は、直線で馬群に包まれ、進路を求めて馬場の真ん中から内へと切り替えるロス。
勝ち馬とは2キロの斤量差があったが、タイム差なしの2着に好走と内容は上々だった。
これまで重賞で7度の馬券圏内があり、実績は最上位。
斤量1キロ減も追い風となる。
距離延長で折り合いが鍵になるが、ルメール騎手ならその点の心配も少ない。
▲セキトバイースト
…府中牝馬S(1着)は、向正面から早めに進出し3番手までポジションを上げ、
直線ではジワジワと脚を伸ばして1馬身差の完勝。
2着馬と斤量差が2.5キロ、3着馬とも1.5キロ差があったことを考えると、強い内容だった。
都大路S(1着)では、ハイペースを先行して圧勝する強い内容。
瞬発戦になると課題を残すが、近走で着実に地力を強化。
前走のように淀みのない流れなら再度上位争いが可能。
△△アドマイヤマツリ
…ヴィクトリアマイル(7着)は初の1600mで、しかも前崩れの展開。
厳しい条件下でも最後までバテててはいないが、最後は決め手の差が出た。
福島牝馬S(1着)では、早めに抜け出して一気に突き放す強い勝ち方。
1800mでは【4-2-0-0】のパーフェクト連対。
距離延長で追走が楽になれば、巻き返しがあっていい。
△ラヴァンダ
…仲秋S(1着)は、4角でやや外を回るロスがありながら押し切り勝ち。
フローラS2着、秋華賞4着、阪神牝馬S3着、府中牝馬S3着と重賞でも常に安定した走りを見せており、格負けの心配はない。
△サフィラ
…ヴィクトリアマイル(13着)は、直線で反応が薄く早々に失速。
2走前がスローペースだっただけに、ペースの変化に対応できなかった印象。
今回は逃げ馬不在で、展開の恩恵を受ける可能性あり。
流れ次第では、自らハナを切る形も想定される。
△ドゥアイズ
…近2走はダート戦を使われたが、芝に戻っての一変に注意。
【アイルランドTの印】
◎ 7カナテープ
○ 8ボンドガール
▲ 11セキトバイースト
△△ 1アドマイヤマツリ
△ 15ラヴァンダ
△ 13サフィラ
△ 12ドゥアイズ