◎14.サウンドルーチェ
4走前の小倉芝1200ｍは1.08.8の好時計。2月のタフな馬場でこれは優秀。モズレイナココナの前走が1.08.8で持ち時計ナンバーワンですが、時期を考えるとサウンドルーチェの価値の方が高い。
ここ3戦は1400ｍ戦ですが、全て敗因あり。
3走前は直線、インでどん詰まりに。
前々走は外差し馬場の新潟内回り。最内枠は不利でした。直線は上手く外に出せましたが、スタートから向正面で内を通らされたのは不利。
前走は大外枠。3.4角で外を回されすぎました。勝ち時計が1.21.0と優秀だったレースで、本馬の1.21.9も悪い数字ではありません。
4走前の小倉は前の馬が外に膨れたことで、その更に外を回されるロスがありました。今の外の伸びる馬場なら14番枠は悪くなく、ここは勝ち負けになるでしょう。1200ｍなら一番強いはず。

○6.モズレイラココナ
サウンドルーチェが負けるとすれば……、という考えで、持ち時計が最速タイのモズレイラココナを相手に。前走は600ｍ通過が33.4秒。好発を決めて先行。外目を通るロスもありましたが、しっかり伸びて0.1秒差。相手筆頭として。

▲18.シルクディヴェール
△17.エイシンマイア
初戦が同じレディーミコノス戦の2頭の距離短縮に警戒。
シルクディヴェールは既走馬相手の初戦で出負け。800ｍ通過50.1秒のSペースにハマりましたが、レースの流れには乗り、上がり33.5秒をマーク。悪くはない内容でした。
エイシンマイアも初戦が既走馬相手。出負け。道中はシルクディヴェールのすぐ外。こちらが先に上がっっていきましたが、外を回した分、伸びきれず。それでも上がり33.8秒は使い、シルクディヴェールともタイム差はなし。アタマ差でした。
この2頭は2戦目も同じレースを使っており、こちらもシルクディヴェールが僅かに先着。共に出負け気味でしたが、シルクディヴェールの方はリカバー。引っかかり気味に先行しました。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。