展望：先行有利

◎3.ダノンクロム
前走は内枠からハナを奪えそうでしたが、外枠勢が被せてきて位置を下げました。直線は伸びない内を突く羽目に。あの競馬で0.4秒差の4着なら上々。
前々走はハナへ。600ｍ通過が36.1秒のSペースでしたが、L5を57.5秒とかなり速い水準でまとめて逃げ切ったのだから本物でしょう。
芝のマイルが合うのでしょう。
当時勝った阪神マイル戻りもプラスで。

○14.インヴォーグ
ブリンカー着用。陣営は「長距離輸送で２回とも気が抜けたので、しばらくは近場で。体が増えて成長。今回は浅めのブリンカーを。調教と競馬がリンクすればオープンまで行けそうな馬」と前向きです。
前走・フラワーCは先団に付けましたが、早々に手応えがなくなり、惨敗。鞍上は「揉まれたり、馬の後ろに入れるのが初めてでしたし、気を遣って走っている様子でした」と述べていました。
前々走の未勝利勝ちはL2が11.2-11.4の余力ラップで逃げ切り。ペースが遅かったので恵まれたのは確かですが、上がりは最速。5着ルクスジニアがその後、連勝しており、相手も強力でした。
Bコース替わりの阪神ですが、インが荒れていて、外枠は不利になりそうもありません。外枠に入った人気馬は人気が落ちそうな分、買い時だと見て。

他馬について。
4.ロストシークレットは主戦の川田将雅騎手が東京遠征。中井裕二騎手に乗り替わり。ダートでは買える騎手ですが、芝では割引で。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。