井内利彰の予想
6ボルドグフーシュ(12人気) | |
9ヨーホーレイク(5人気) | |
3ローシャムパーク(9人気) | |
1ベラジオオペラ(1人気) | |
2ドゥレッツァ(4人気) | |
4プラダリア(15人気) | |
5チャックネイト(14人気) | |
7ジャスティンパレス(10人気) | |
11ソールオリエンス(8人気) | |
13アーバンシック(6人気) | |
15ロードデルレイ(3人気) | |
16ショウナンラプンタ(11人気) | |
17レガレイラ(2人気) |
【ご注意】予想の転載はお控えください
着順 | 印 | 馬番 | 馬名 | 人気(単勝オッズ) |
---|---|---|---|---|
1 | 12 | メイショウタバル | 7人気(11.4倍) | |
2 | 1 | ベラジオオペラ | 1人気(4倍) | |
3 | 7 | ジャスティンパレス | 10人気(31.5倍) | |
4 | 16 | ショウナンラプンタ | 11人気(55.1倍) | |
5 | 5 | チャックネイト | 14人気(104.2倍) | |
6 | 11 | ソールオリエンス | 8人気(18.6倍) | |
7 | 10 | リビアングラス | 13人気(87.3倍) | |
8 | 15 | ロードデルレイ | 3人気(6.2倍) | |
9 | 2 | ドゥレッツァ | 4人気(6.7倍) | |
10 | 6 | ボルドグフーシュ | 12人気(57.5倍) | |
11 | 17 | レガレイラ | 2人気(4.9倍) | |
12 | 8 | シュヴァリエローズ | 17人気(253.9倍) | |
13 | 4 | プラダリア | 15人気(109.2倍) | |
14 | 13 | アーバンシック | 6人気(10.6倍) | |
15 | 3 | ローシャムパーク | 9人気(28倍) | |
16 | 14 | ジューンテイク | 16人気(210.3倍) | |
17 | 9 | ヨーホーレイク | 5人気(8.8倍) |
券種・買い目 | 組み合わせ・点数 |
---|---|
単勝(通常) |
6
1,200円
|
複勝(通常) |
6
3,600円
|
馬連(流し) |
2通り 各300円
|
馬連(流し) |
10通り 各200円
|
3連複(フォーメーション) |
20通り 各100円
|
3連単(1着流しマルチ) |
6通り 各100円
|
合計 | 10,000円 |
払い戻し金額 | 収支 |
---|---|
0円 | -10,000円 |
予想公開と同時に購入しますので、買い忘れることなく予想をご覧いただけます。
2023年3回阪神開催を参考にした夏開催阪神芝2200mにベストな調教内容は1週前追い切り以降にトラックウッドチップ馬場でラスト3Fが13.9秒以下、11.9秒以下、11.9秒以下のラップを踏むか、最終追い切りが坂路馬場で4F目最速ラップを踏むこと。これに次ぐ、ベターな調教内容は最終追いが栗東坂路で2F25.0秒以下をマークすること。2023年の宝塚記念は1週前追いがCWでラスト3Fが13.4秒、11.8秒、11.6秒のラップを踏んだ単勝1.3倍(1番人気)が1着でした。ちなみに2着も最終追いがCWでラスト3F13.3秒、11.2秒、11.2秒のラップを踏んだ単勝55.7倍(10番人気)でした。
付け加えると、3着も13.0秒、11.2秒、11.4秒のラップを踏んでいたので、馬券圏内を独占した調教適性になります。ただ、2021年以前は最終追い切りが栗東坂路で2F24.9秒以下をマークした馬の好走傾向が強く、2018年ミッキーロケット(単勝13.1倍)を筆頭に人気薄の好走も数多く見られます。
◎ボルドグフーシュは1週前追い切りがCW。ラスト3Fのラップは13.1秒、11.1秒、11.2秒でした。前走大阪杯で本命を打った時に1週前追いがCWで併せ馬を課すことが完全復調の証だとコラムでも書きましたが、今回はそれを継続した形。ただ、前回はCWでの前半ラップがちぐはぐになっていたので、そこがどうかでしたが、今回はそれも修正され、有馬記念2着時の1週前追いの形に似ています。前走以上を感じさせる内容といってよいと思います。実際、レース間隔はあいていますが、追い切り本数が増えていて、客観的にも前走以上という評価ができます。今回の1週前追いは内田博幸騎手が跨っていましたが、ラスト1F標識手前では劣勢に見える手応え。しかし、これをゴール前では優勢に逆転という、この馬のストロングポイントを発揮するエスコートでした。最終追い切りは栗東坂路での併せ馬、同じ相手に遅れてしまいますが、瞬間加速が得意な馬ではなく、遅れは許容範囲。それよりも2F24.9秒をマークしたことに価値があります。朝一番の開門から50分以上経った、相当馬場が踏み荒らされた状態。しかも、今週11日の栗坂は基準よりも時計を要する馬場だったので、本当に価値があります。
最後にレースイメージ。内田騎手が騎乗したAJCCを振り返ると、早目に仕掛けようとして、詰まる場面はありましたが、追って追って4着まで押し上げたという騎乗。この馬の長所を把握しているジョッキーですから、今回は外を回って追い上げる形を選択するはず。少なからず雨の影響が予想される馬場状態ですから、内が傷んでいたり、上がりを要する馬場になっていれば、より好走する確率が増すと考えています。
○ヨーホーレイクは1週前追い切りがCW。ラスト3Fのラップは13.3秒、11.4秒、11.0秒で文句なしの数字。3頭併せを最後方から追走して最先着。これが友道康夫厩舎のVSOP(非常に優良な追い切りパターン)に該当していますし、この馬自身にとっても好走のバロメーターとなるもの。最終追い切りの栗東坂路では2F24.5秒をマークして、併せた相手を突き放しました。瞬間加速が得意な馬なので、常に追い切りでは併せ先着のパフォーマンスですが、こういったタイプは馬場が悪化しすぎると苦戦するかも知れません。
▲ローシャムパークは美浦所属馬ですが、今回の向けての追い切りはすべて栗東で行っています。1週前追い切りのCWはラスト3Fが12.7秒、11.3秒、11.3秒。実際にこの追い切りをライブで見て、モニターから6F75.2秒の数字を見た時は驚きしかありませんでした。無理していたり、引っ掛かっているわけではないのにこの時計。現役競走馬の中では持続力最強と表現してよいかも知れません。最終追い切りは栗東坂路で2F24.7秒。阪神で行われる宝塚記念を押し切るために必要なものはすべて揃えたという感じ。ここは強気のレースで4コーナー先頭。これがベストパフォーマンス発揮の近道でしょう。
前記した調教条件にすべて合致するのがこの3頭。ゆえに馬券も◎から○▲が本線としており、3連複フォーメーションの2頭目も2頭に絞りました。ただ、3頭目はほとんどの馬が対象になってしまったので、簡単なコメントにとどめています。
注ベラジオオペラは夏開催阪神芝2200mにベストな調教内容(W)で上村洋行厩舎のVSOPに該当。前走同様、最終追いをCWにしてきたあたり、夏負けもなく、順調に追い切ることができていると思いますが、雨は決して歓迎ではないと思います。
注ドゥレッツァは尾関知人厩舎のVSOP(非常に優良な追い切りパターン)に該当。昨年の天皇賞春を熱中症で惨敗した経緯を考えると、むしろ雨は悪くありません。ただ、調教内容にさほど強調できるところがないのも事実です。
注プラダリアは夏開催阪神芝2200mにベストな調教内容(W)に該当。最終追いをCWに変更してきたあたりにこれまでの善戦止まりなところを払拭しようという意図が見られます。
注チャックネイトは夏開催阪神芝2200mにベストな調教内容(W)に該当。直前は栗東へ移動して、最終追いが坂路で4F目最速ラップ。こちらは実績通り、雨が残れば残るだけ好走確率は増しそうです。
注ジャスティンパレスは杉山晴紀厩舎のVSOPに該当。最終追い切りが芝馬場でしたが、これが水分を含んだ馬場でしたから、実戦の雨馬場の練習にはなったと思います。
注ソールオリエンスはトラックのダブル最速で夏開催阪神芝2200mにベストな調教内容(W)に該当。雨馬場で相当人気を集めているようですが、これまでの阪神実績を考えるとあまり高い評価もできません。
注アーバンシックはトラックのダブル最速で武井亮厩舎のVSOPに該当。雨馬場の実績は前走でありますし、不安要素は少ないと思いますが、こちらも調教適性としてさほど強調できるところがありません。
注ロードデルレイは夏開催阪神芝2200mにベストな調教内容(W)で中内田充正厩舎のVSOPに該当。最終追いは前走と同じようなスタイルになっており、状態は変わらずでしょう。
注ショウナンラプンタは坂路のダブル最速で夏開催阪神芝2200mにベストな最終追い(坂)に該当。2F25.1秒は馬場の悪い時間帯にマーク、それでいて、4F目12.1秒はもちろん評価できます。
注レガレイラはトラックのダブル最速で木村哲也厩舎のVSOPに該当。6月8日の美浦坂路で4F52.6秒の自己ベストを更新しており、輸送がありながらここまで攻めてきたところは注目です。