展望：差し有利
阪神芝1400ｍは内枠有利が基本ですが、土曜の阪神芝は外を回した馬も好走しており、あまり内外の差はなさそう。外枠は割り引く必要がないと見て。

◎16.チューラワンサ
前走は出遅れて後方から。600ｍ通過33.5秒のHペースで、終い12.2秒まで失速したところで猛追しましたが、届かず、0.3秒差の6着まで。1200ｍは少し短そうです。
前々走も出負け気味でしたが、二の脚でリカバー。600ｍ通過34.9秒とまずまず流れて、直線は外から追い込みましたが、最後に甘くなって0.1秒差まで。
3走前は1.20.7の好時計で勝利。出遅れましたが、ここも徐々にリカバリーしていく形。L2を11.2-11.5の余力ラップでまとめて勝利。
1勝クラスなら力上位でしょう。
今の阪神は外枠がそう不利ではないため、力を出せると見て。

○1.メイショウサチダケ
前走は外枠から先行。外差し馬場の新潟芝で、600ｍ通過は35.4秒のSペース。キタサンダムールに差されての2着ですが、3着には2馬身半差を付けました。勝ったキタサンダムールは次走、2勝クラスも突破しました。それを考えれば、2着でも上々。
前々走は600ｍ通過34.6秒と流れて、L2は11.3-11.4の余力ラップ。インをロスなく回り、惜しい2着。1.20.8なら1勝クラス上位でしょう。
インの好位からロスなく運べそうで。

▲10.ショウナンラウール
ハンデ51キロだったとはいえ、2勝クラスで2着のある実力馬。
前走は五分に出ましたが、下げて後方へ。600ｍ通過36.0秒のSペースだったため、少し後ろ過ぎた感がありますが、スローだった分、前との差もなく、直線は伸びる外を通して4着に浮上。
前々走はメイショウサチダケが2着だったレース。中団から運び、直線で外へ。最後にやや甘くなりましたが、0.3秒差。
前走で差す競馬で好走したのは収穫で、Hペースになりそうなここも。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。