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まぐの予想

11R

天皇賞(春)

5月4日(日) 15:40 京都 芝3200m
予想印
5サンライズアース(2人気)
6ヘデントール(1人気)
8ショウナンラプンタ(4人気)
14ビザンチンドリーム(6人気)
3ブローザホーン(5人気)
4ジャンカズマ(12人気)
11マイネルエンペラー(8人気)
13ジャスティンパレス(3人気)

【ご注意】予想の転載はお控えください

レース結果
着順 馬番 馬名 人気(単勝オッズ)
1 6 ヘデントール 1人気(3.1倍)
2 14 ビザンチンドリーム 6人気(11.6倍)
3 8 ショウナンラプンタ 4人気(9.7倍)
4 5 サンライズアース 2人気(4.5倍)
5 11 マイネルエンペラー 8人気(19.7倍)
6 13 ジャスティンパレス 3人気(4.9倍)
7 9 シュヴァリエローズ 9人気(31.4倍)
8 3 ブローザホーン 5人気(11.4倍)
9 12 ワープスピード 11人気(117.8倍)
10 7 プラダリア 10人気(57倍)
11 15 ハヤテノフクノスケ 7人気(17.5倍)
12 2 ウインエアフォルク 15人気(278.9倍)
13 10 リミットバスター 14人気(249.4倍)
14 4 ジャンカズマ 12人気(193.8倍)
15 1 アラタ 13人気(200.2倍)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝(通常)
5
10,000円
合計 10,000円
払い戻し・収支
払い戻し金額 収支
0円 -10,000円

見解

【全頭解説付き】完成されたその競馬スタイル……!

展望:内枠先行有利
土曜の京都芝は先行有利な傾向でしたが、日曜は直線が追い風になるため、差しも届きやすくなりそうです。あまり馬場のことを考える必要性はなさそう。
ジャンカズマの単騎逃げが濃厚。サンライズアースがそれに続くか。
サンライズアースがL6から動き出して、終い1Fを減速させながらも残し切る……!

 

◎5.サンライズアース
昨夏は夏バテ気味で休養に充てたという話。
3走前・日経新春杯はプラス16キロ。動ける態勢にありませんでしたが、早春S2着(切れ負け&状態がまだだったと見ています)を挟んだ阪神大賞典では当時から14キロ減らしてきました。
前走・阪神大賞典は五分に出て、積極的にハナを奪いました。鞍上は「道中ずっと物見をしながら走っていた」と述べていた通り、まだ幼さが残る現状。2分過ぎに内からマコトヴェリーキーにハナを奪われましたが、直線では再び先頭へ。あとは突き放す一方で、6馬身差の大楽勝。L5が57.8秒ですが、L6から11.7秒を刻んでおり、L2-L6だと57.4秒。早めのロングスパートを踏んで、終いに失速しながらも残す形は、すみれS同様。
日本ダービーは1分10秒手前付近でマクり始めて、1分30秒付近で先頭に並びかけました。昨年のダービーはL5区間からペースアップ。L5が56.8秒という歴代最速になりましたが、本馬がマクったことでペースアップしていいます。それでもサンライズアースは最後まで失速せず。競走馬が比較的速いラップを持続できるのは約5Fまでですが、本馬がマクり終えた地点でペースアップしている以上、勝つためには約7Fもの長い脚を使わなければ不可能です。実質的に上位に来るのは不可能だったと言えますが、最後までしぶとく脚を使ったのは衝撃的。
評価したことが間違いではなかったと確信しました。
幼さの残る現状で、時計の出る京都もプラスとは思えませんが、ここも前目から早めのロングスパートを踏み、後半5Fを速くまとめてしまえば、後続は届かないはずです。逃げたいであろうジャンカズマのすぐ外も好枠です。

 

※単勝一点ですが、他券種を購入する方のために対抗以下の印も打ちます。

 

以下は対抗以下の馬について。

 

1.アラタ
前走・日経賞は最内枠から促して中団へ。0.4秒差の大健闘ですが、3.4角での手応えは悪く、タフな馬場の適性も生かしての健闘でしょう。稍重を加味してもSペースで、1着から殿までが0.7秒差に固まったレースです。
前々走・AJCCは5F通過も速かったですが、その後、更にペースが速くなり、差し馬有利の流れに。五分に出て、多少促しましたが、ペースが速くて後方からの形に。3角では早くも手応えが悪くなって惨敗。陣営は「太め残りも響いたかな」と述べていました。
3走前・福島記念は出が一息で後方インから。1000m通過59.5秒と流れたので、好位置だったと思います。3.4角で外に出して、そのまま直線で突き抜けました。上がり36.3秒は次点に0.5秒差を付けるダントツの数字。とにかく全体的に上がりの掛かった通り、タフな馬場の方が良い馬。
初の3200mも不安なら京都の馬場も不安で。
2.ウインエアフォルク
ずっと後方ママの競馬を繰り返しています。昨年の松籟Sはかなりタフな重馬場。道悪適性を生かして3着に入りましたが、勝ったゴールドプリンセスとは0.9秒差。
2年前のJCにもチャレンジしていましたが、200万円の特別出走奨励金を取りに来た感が拭えません。
☆3.ブローザホーン
重賞では、昨年の日経賞から宝塚記念までずっと展開に恵まれていたということで、あまり評価していない馬ですが、前走・阪神大賞典で復調。
その阪神大賞典は出脚が鈍く後方から。サンライズアースのペースアップが早すぎて、それに付いていった他の先行勢がバテたところを差して3着に浮上。
マコトヴェリーキーを交わせなかったのは不満ですが、本来は高い持続力を活かす、サンライズアースと同じタイプ。鞍上が「もう少し前で競馬したかった」と述べていましたが、先行すれば、サンライズアースとの持続力比べが見られるのではないでしょうか。サンライズアースには敵わないまでも、それなりに粘って2着、というパターンは有り得そうです。
☆4.ジャンカズマ
前走・ダイヤモンドSでは☆評価、アルゼンチン共和国杯で▲評価を打ったように評価している馬です。
理想は「長距離・低速馬場・単騎逃げ」でしょうが、案外、高速馬場に対応できる馬で、4走前・大阪-ハンブルクCでは0.6秒しか負けていません。前走の2着でもそれを証明しました。ただ、前走は前有利のDコース東京だった点がどうか。
陣営は「今回もこの馬のリズムで走り切ってくれれば」と述べています。同型不在でこの馬の逃げ濃厚でしょう。怖いのは大逃げを打った場合で、ほぼノーマークになるでしょう。その時、ロンスパを掛けられるサンライズアース以外が追いかけられず、結果、本馬が残るということもなくはなさそうで。
○6.へデントール
前走・ダイヤモンドSは出負け気味でしたが、二の脚で先団に付けることができました。Sペースにもかかわらず、かなりの縦長馬群に。3角でワープスピードと一緒にマクり気味に進出。ワープスピードは脱落しましたが、本馬は最後まで後続に差を付けて完勝。安心して観ていられました。
前々走・菊花賞では自信の◎を打ちました。単勝一点勝負に。
スタートの出遅れはいつも通り。出入りの激しい消耗戦になりました。勝負どころではアドマイヤテラを追いかける形で進出。エンジンの掛かりの遅いところがありましたが、しぶとく伸びて2着に浮上しました。消耗戦の菊花賞でバテなかったことからスタミナの豊富さは一級品。
前々走・日本海SはL5が57.5秒で、L2は11.3-11.1の加速&余力ラップに。3馬身半ぶっ千切っており、力の違いを見せつけました。
未勝利勝ちは途中からマクっていく競馬をしながらL2が11.2-11.3の余力ラップに。2.00.2も優秀で、この時にG1級だと確信しました。
切れ味勝負だと分が悪いので、長距離は歓迎。ペースが緩んだとしても、どこかで位置を押し上げていけるタイプなのですが、今回はここがカギになります。サンライズアースは2000mまでをSペースで進めて、残り6Fをロンスパ性能を生かして押し切りたいはずです。そのため、序盤の内にポジションを上げておかなければ、サンライズアースとの差が縮まらない、ということになりかねません。スタートを決めることの重要性が高まります。
7.プラダリア
前走・京都記念は7F目まで全くペースアップしないSペース。L4から動き始めました。プラダリアはスタートを決めて中団へ。勝負どころで他馬が動く中、本馬の鞍上は「人気馬が後ろにいたので動くに動けませんでした」と述べていて、動かず。直線勝負では分が悪く、それでも6着までは追い上げました。
前々走・香港ヴァーズは1000m通過63秒程度のSペース。押し出される形で逃げの手に。4角ではステッキが入っており、伸びませんでした。
3走前・京都大賞典は1000m通過58.7秒のHペース。離れた3番手で、本馬の位置でも速かったかもしれませんが、近い位置にいたディープボンドが2着に粘っている以上、言い訳は利きません。
4走前・宝塚記念は超外有利のレース。本馬は外に出して上手く乗れていました。重馬場でL5の58.1秒はハイレベルだったと言えるでしょう。
距離ですが、菊花賞はほぼ完璧に立ち回りながらも1.2秒差7着とやや足りませんでした。スタミナ面は年齢を重ねても衰えないどころか強化されることもあるので、問題なさそうですが、そもそも力が足りるかがカギ。
▲8.ショウナンラプンタ
前走・阪神大賞典は後方待機で、届かずの4着でした。武豊騎手の騎乗を叩く意見も観ましたが、個人的には武豊騎手は「前の馬は止まる」と考えていたのだと推測しています。というのも、3000mでL5を57.8秒でまとめる馬がいるとはなかなか思いつかないからです。3角から進出しましたが、マコトヴェリーキーとブローザホーンを僅かに捕まえられず。
ただ、折り合いに専念する競馬ができたのは収穫でしょう。
前々走・日経新春杯は5F通過57.7秒の超ハイペース。あまりインに入れず、外を回されましたが、最後の伸び脚は一番。2.10.3の好時計で2着ならもう本物。
3走前・菊花賞は出入りの激しい消耗戦に。ずっと折り合いに課題のある馬でしたが、中団で折り合いが付いていました。しっかり伸びていますが、2着とタイム差なしの4着まで。鞍上は「完成すれば凄くいい馬になると思う」と述べていました。完全な消耗戦になった菊花賞で4着に来たことは評価。バテる危険性が低いのは幸いです。4着ですが、あそこまでの消耗戦では着順はあまり意味を成さないかなとは思います。
それでも昨年の菊花賞上位組はいずれもスタミナを備えていて、それぞれ個性的。高く評価している組です。ここも評価。
9.シュバリエローズ
前走・日経賞は五分に出ましたが、後方から。鞍上が「馬場に尽きます。進んでいかなかったです。京都の綺麗な馬場で巻き返したいです」と述べているだけに度外視でも。Sペース戦で着差も開きませんでした。
前々走・ステイヤーズSは超スローペースから後半5F戦に。
基本的に先行有利なレース。昨年もそうでした。上手く内枠から先行する恵まれた形。2着シルブロンの方が強い競馬をしてはいますが、それでも3角から積極的に勝ちに行く形で押し切った点は評価しても良いでしょう。ステイヤーズSは他のレースにあまり繋がらないので、勝ち切った点だけ評価しておけば。
3走前・京都大賞典は600m通過34.4秒と流れて、その後に大きく中緩み。馬群が徐々に凝縮していく差し馬台頭の流れに。レースバイアスに沿った形での勝利。こちらも恵まれた形だったとはいえ、重賞制覇は評価。
問題は一気の相手強化。これまで戦ってきた馬よりも一段階上の馬たちが出走してきます。
10.リミットバスター
ウマい馬券でも印を打ってきた馬で、いずれはオープンまで上がれるのではないかと考えています。
前走・2勝クラスはSペースで、速いラップがほぼない凡戦だったという見立て。さすがにG1では厳しい。
☆11.マイネルエンペラー
前走・日経賞はSペースで先行有利。促して先行策を取ったのが大正解。3角でムチも入りながらしぶとく伸びて、後続の追撃を封じ込めました。力を付けていますが、鞍上の好騎乗もありました。
前々走・日経新春杯はメイショウタバルが5F通過57.7秒の超ハイペースの大逃げ。最内枠から多少促して位置を取りに行きました。5番手でも前すぎると思いましたが、しぶとく伸びて3着確保。2着ショウナンラプンタと4着ヴェローチェエラが並びかけてきた時は4着に沈みそうでしたが、ヴェローチェエラの方が先に脱落。しぶとい。
3走前・オリオンSは超スローからの後半3F戦。L2の11.1-11.2は非常に速く、上がり33.5秒を使えたのは意外でした。ようやく本格化してきたのでしょう。
ショウナンラプンタと差のない競馬ができているのは良く、今回、ある程度速い上がりが求められても対抗できるでしょう。不気味な存在です。
12.ワープスピード
前走・阪神大賞典は促して2番手へ。ただ、ペースが上がったところで付いていけなくなり、ステッキが入っていました。直線半ばでは完全に失速。
前々走・ダイヤモンドSはスローペースで前有利の流れ。最内枠で道中はイン。勝負どころでへデントールと一緒に外をマクっていきましたが、強気に仕掛けた分、4着に脱落してしまいました。着狙いの騎乗なら2.3着はあったように思います。
3走前・メルボルンCは2番枠から五分に出て後方待機。ほぼずっとインにいて、4角では馬群が凝縮。直線の進路取りもスムーズ。ほぼ完璧に乗って2着でした。
4走前・コーフィールドCは外枠でやや出負け。最後方から、そのまま後方のまま終わりました。道悪の馬場も響いたという話。
5走前・天皇賞(春)もインベタの競馬。1000m通過59.7秒のHペースで展開に恵まれてはいます。
海外遠征後、成績低下しているのはやはり気がかり。陣営は「状態は昨年5着と同じくらい」と述べています。それでは今年も5着程度なのでは、と考えざるを得ません。
☆13.ジャスティンパレス
力に衰えがある訳ではないと思いますが、近走は追走力のなさが仇になる競馬ばかりになっています。
前走・大阪杯は促して中団前めへ。3角でステッキを入れて前を追いかけたものの、直線では他馬とほとんど脚色が同じに。レコード決着をここまで追走してしまっては苦しくなるなという印象です。
前々走・有馬記念は押していきましたが、位置を取れず中団から。3.4角で内をロスなく回ってショートカット。内から伸びてきましたが、5着まで。
3走前・ジャパンCは五分に出ましたが、行き脚が遅く中団から。ペースが遅すぎて前有利の流れに。懸命に追いかけて、4着争いに加わる5着。もうすっかり速い上がりを使えるようになっています。
4走前・天皇賞(秋)は出遅れて後方から。直線は進路を探して右往左往。最後は内に突っ込みましたが、進路を見つけるのに手こずった分、届かずの0.3秒差4着でした。こちらも上がり33.0秒でまとめており、スピード・スタミナ兼備の馬に成長したのは明らか。
このコースなら追走力不足を補えます。上手く先行できれば、2度目の戴冠もあるのでは。
△14.ビザンチンドリーム
前走・レッドシーターフハンデキャップは大外ゲート。ほぼ五分に出ましたが、すぐに下げて後方へ。1000m通過が62.46秒、2000m通過が128.33秒。Sペースで馬群は凝縮していました。勝負どころでペースアップしたところでも上手く付いていく形で、直線は外から差し切るだろうなという勢い。3馬身抜け出してから最後は1馬身差まで詰め寄られていますが、危なげなく完勝。60キロを背負ってあれだけ器用な競馬ができたのは収穫でしょう。
前々走・AJCCはいつも通り後ろから。1000m通過60.6秒も速かったですが、その後が更に速くなるという超Hペース。そんな中、1000m過ぎにコスモキュランダを追いかける形で進出。これは展開不利です。それでも4角では追い上げてきて、最後は甘くなったものの6着入線。不利な展開を思えば、強い競馬をしています。
3走前・菊花賞は戦前に「現状、あり得るなら菊花賞か」と書きました。下りで勢いの付けられる京都なら追走力のなさを誤魔化せるだろうと考えた訳ですが、結局は消耗戦に。勝負どころで躓く不利がありながら、2着争いに加わる5着。持っているポテンシャルはかなりのものがあります。
昨年の菊花賞でバテなかったのは評価。京都も合います。
15.ハヤテノフクノスケ
前走の阪神競馬場リニューアルオープン記念は3.02.9という勝ち時計。サンライズアースの3.03.3よりも速いことから穴人気しているようです。
ただ、ラップ構成が全く違います。こちらは12秒前後が持続する時計の出やすいラップ。阪神大賞典は時計の出にくいSペースにもかかわらず、L6からロンスパを掛けたことで3.03.3まで時計を速めています。
価値の差は明らか。
ペースが流れていたので中団待機は好判断。道中は折り合いに苦労しているように映りました。3.4角で前を追いかけると、直線は5馬身千切って大楽勝。
本馬はそもそも、消耗戦の菊花賞でバテてしまった馬です。今回、他の4歳勢には明らかに見劣りするだろうと考えて見送ります。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。

総合派
  • まぐ
  • 売れ筋No.28
  • 回収率TOP140
売り上げ
28
回収率
47%
的中率
11%
まぐの注目レース予想
  • 函館2歳S

    7月20日(日) 函館11R 芝1200m

  • 小倉記念

    7月20日(日) 小倉11R 芝2000m

送られたスタンプ

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