まぐの予想
12カンチェンジュンガ(7人気) | |
3ママコチャ(1人気) | |
4ロジリオン(3人気) | |
7オオバンブルマイ(8人気) |
【ご注意】予想の転載はお控えください
着順 | 印 | 馬番 | 馬名 | 人気(単勝オッズ) |
---|---|---|---|---|
1 | 9 | トウシンマカオ | 2人気(4.1倍) | |
2 | 3 | ママコチャ | 1人気(2.9倍) | |
3 | 4 | ロジリオン | 3人気(6.1倍) | |
4 | 10 | レッドモンレーヴ | 4人気(6.5倍) | |
5 | 1 | シャドウフューリー | 6人気(10.2倍) | |
6 | 11 | トゥラヴェスーラ | 10人気(119.3倍) | |
7 | 12 | カンチェンジュンガ | 7人気(14.7倍) | |
8 | 6 | バルサムノート | 9人気(66.5倍) | |
9 | 5 | アサカラキング | 5人気(9.7倍) | |
10 | 2 | カルロヴェローチェ | 12人気(153.3倍) | |
11 | 8 | スズハローム | 11人気(120.9倍) | |
12 | 7 | オオバンブルマイ | 8人気(22倍) |
券種・買い目 | 組み合わせ・点数 |
---|---|
馬連(通常) |
3-12
1,000円
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馬連(通常) |
4-12
900円
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馬連(通常) |
7-12
400円
|
ワイド(通常) |
3-12
3,000円
|
ワイド(通常) |
4-12
2,500円
|
ワイド(通常) |
7-12
1,300円
|
3連複(1軸流し) |
3通り 各100円
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3連単(1着流し) |
6通り 各100円
|
合計 | 10,000円 |
払い戻し金額 | 収支 |
---|---|
0円 | -10,000円 |
展望:外枠差し有利
比較的差しの利きやすいレース。東京は雨が降ると外差し傾向が強くなりますが、レッドファルクスの勝った重馬場の2017年は、600m通過36.4秒という超Sペースなのに差し馬が1.3着。
雨の影響が多少なりとも残りそうな今年も差し馬を軸に据えて。
◎12.カンチェンジュンガ
前走・高松宮記念は五分のスタートから下げて中団へ。3.4角ではロスなく回り、直線で徐々に外へ。伸びませんでしたが、二桁馬番の馬が掲示板を占めたレース。ロスがあっても外枠の方が良かったと言えるでしょう。
前々走・阪急杯は600m通過35.2秒でアサカラキングの楽逃げに。終いの脚色はダントツで、豪快に差し切りました。時計の掛かる馬場だったとはいえ、1.21.7は重賞とは思えないほどに遅いのが気がかりですが、4走前・オーロCでは1.20.9で走破しています(これも遅いですが……)。
そのオーロCはスタートで大きく出遅れて最後方から。直線は上がり最速の33.2秒を使い、0.2秒差まで追い込みました。昨年のオーロCはレベルが低かったと思いますが、出遅れた本馬に関しては別枠として良いでしょう。
本来、スタートは巧いタイプ。少頭数の1400mは捌きやすく、プラスに働くでしょう。
外枠の差し馬として最上位評価。雨もプラスです。
○3.ママコチャ
1400mをこなせるスプリンター。安土城Sでは1.19.0の好時計で勝っています。2年前の阪神Cでも1分19秒台で走破しています。
前走・高松宮記念は外枠の差し馬が恵まれたレース。五分に出て、軽く促して中団へ。3.4角では早めに位置を押し上げていきましたが、動くのが早すぎたか。一旦は先頭に立ちましたが、2頭に捕まって3着に脱落。力に衰えはありません。
昨年の阪神Cは馬なりで先団へ。600m通過34.5秒なら速すぎる訳ではありませんが、馬場も相まって差し有利に。3着争いには加わっての0.2秒差5着。先行馬として掲示板に入ったなら強い競馬をしています。
2年前の阪神Cは600m通過33.1秒のHペース。出たなりで先行。この流れを先行しながら、0.2秒差に踏ん張ったなら強い。
今回はもっとペースが緩み、上がりが求められるレースになりそう。位置を取りつつ33秒台の上がりを使える強力先行馬。56キロも背負い慣れています。雨だけが嫌ですが、東京芝は水はけが良いため、さほど悪い馬場にはならないはず。丁度良いハンデだと考えて対抗に推します。
▲4.ロジリオン
スタートは悪いものの、二の脚でリカバリーできるタイプ。
前走・ダービー卿CTは大外枠で出負け。徐々にリカバリーして中団前目へ。直線は意外なほどに伸びず0.4秒差9着。外枠で、初角・3.4角と外を回されたことが響いた印象。58.5キロも響いたはずです。
前々走・洛陽Sは内有利だという見立てでしたが、本馬は16番枠で外々を回されるロスの響く競馬。それで差し切ったのだからこのメンバー内では一枚抜けていたと思います。
3走前・京都金杯は出負け気味。そこからリカバリーして3番手へ。800m通過46.2秒は中京マイルとしては速く、後方で溜めていた2頭に差されたのは仕方ありません。
4走前・キャピタルSは800m通過45.7秒のHペース。ほぼ五分に出て先団。明らかに前すぎる位置ながら、最後まで伸びて4着を確保したのは立派。
安定感抜群で、マイルよりかは1400mの方が良いはずで。
△7.オオバンブルマイ
前走・阪急杯は五分に出てすぐに後方へ。600m通過35.2秒のSペース。直線は外へ。見る限り、後ろ過ぎて圏外の位置でしたが、一応、上がり2位タイの34.1秒を使い、10着までは追い上げました。展開不向き。
▲を打った前々走・マイルCSは五分のスタートから中団へ。800m通過は45.7秒のHペース。直線で外へ。あの形で伸びなかったのは距離が原因か。鞍上は「凄く取りたいポジションが取れたので、いいと思ったのですが、坂の下りから手応えが良くなく、最後は内にモタれてしまいました」と述べていました。
3走前・スプリンターズSは出遅れて最後方から。600m通過32.1秒という異次元のHペースとはいえ、縦長の馬群になったので本馬のような後方待機はさすがに不利。外を回さず、インをタイトに回ってきて、上がり2位の33.3秒はマークしました。鞍上は「さすがにペースが速くて、厳しかったです。この感じなら距離はもう少しあっていいのかもしれません」と述べていました。
4走前・キーンランドCは同世代のマイル路線のレベルの低さを理由に軽視しました。スタートは出負け気味で最後方から。3.4角で徐々に外に出して、直線は大外から上がり33.2秒の豪脚で飛んできました(昨年の札幌芝全てのレースで上がり最速)。この日の札幌は直線の追い風が強く、2着エイシンスポッターと共に差し馬は恵まれたという見立て。ただ、追い風を加味しても強い競馬はしたと言えるでしょう。
差しの利きやすい1400mはほぼベスト条件でしょう。今回のマイナスポイントは、この馬の末脚を引き出してきた武豊騎手が乗らないことに尽きるでしょう。道悪はマイルCの内容からプラスのはず。押さえます。
以下は無印の馬について。
1.シャドウフューリー
前走・京都金杯は△評価。Sペースになりそう&位置を取れると見て評価しました。出負け気味に出ましたが、川田将雅騎手らしくリカバリーして先団へ。3.4角は外を回されながらも、直線で伸びてきそうでしたが、内のサクラトゥジュールに弾かれる不利。それでも0.3秒差と、さほど負けていません。
前々走・リゲルSは800m通過46.9秒のMペースを先行。外枠を引いたことで、ジワッと位置を押し上げる形に。直線の手応えも良く、前にいたセッションを差し切りました。前の止まらないレースでしたが、当時の馬場で1.32.9なら一定の評価を与えても良いでしょう。
3走前・オーロCはほぼ五分に出て中団待機。伸びで他馬に劣っており、レースレベルを考えると物足りません。休み明けが響いた感もあります。
ずっと東京芝1400mを使ってきた馬で、1.19.9の持ち時計があります。
ペースも問わず、安定して走れるタイプで。良くも悪くもなく、及第点という印象ですが、今回は最内枠を嫌います。
2.カルロヴェローチェ
前走・米子城Sは去勢明け。
去勢後は半年経過した方が成績が良くなりますが、道悪得意のデムーロ騎手&重馬場のファルコンSのパフォーマンスの高さに期待して☆を打ちました。
あまり良くないスタートから先団へ。直線入口ではありそうな気配でしたが、坂で失速。
今回で去勢後、6ヶ月程経過しているはずなので、良くはなっていそうですが、東京芝1400mが合うタイプかは疑問で。
5.アサカラキング
前走・ダービー卿チャレンジトロフィーは最内枠を生かし、押してハナへ。800m通過46.4秒ですが、当時の馬場を踏まえれば速くないペース。残り200mまでは先頭でしたが、そこから失速。直線の追い風が強く、差し決着になったことも敗因。1F長くもあったのでしょう。
前々走・阪急杯は同型不在。押して押してハナへ。600m通過35.2秒の楽なペースで逃げられました。これでカンチェンジュンガに捕まった以上、東京の今回も差されそうで。ただ、同型不在はプラス。
6.バルサムノート
前走・高松宮記念は外枠の差し馬が恵まれたレース。出もいまいちでしたが、押しても位置を取れず中団後ろから。直線は一瞬、伸びかけていましたが、残り200mで脱落。
前々走・根岸Sはダートが合わず。
3走前・淀短距離Sは内枠が有利だった日。絶好の最内枠でした。押して押してインの好位へ。先に抜け出したソンシを追いかけましたが、脚色は同じ。グランテストを交わして2着に浮上。恵まれての2着で、速い上がりに対応できないことからも東京芝1400mが合うかどうか。
昨年は出遅れて後方からに。鋭い脚を使えていません。
8.スズハローム
昨年の3着馬。昨年は4F目に11.0秒を刻んだことで差し馬向きの流れに。直線はまとめて呑み込みそうな勢いでしたが、残り200mで甘くなりました。ペースを踏まえるとやや早仕掛けになった感があります。
前走・高松宮記念は五分に出ましたが、やたらと行きっぷりが悪く後方に。惨敗。
前々走・阪急杯は多少促して位置を取りにいきました。600m通過35.2秒のSペースだったため、好位置に映りましたが、4角ですでに手応えが悪く、伸びず。
3走前・ラピスラズリSも勝負どころでの手応えが悪いなりに直線伸びてきましたが、0.6秒差の6着。
外枠発走になり、惨敗に終わったスワンSからリズムが崩れた感。騎手がコロコロと替わっているのもどうなのか……。
9.トウシンマカオ
前走・高松宮記念は外枠の差し馬が恵まれたレース。3.4角は内の方に潜り込み、直線は進路スムーズに伸びてきましたが、少しインにこだわりすぎた感もあります。ママコチャを追いかけて、差せず4着。
スプリンターズSはウインマーベルに本命を打ちましたが、レースを見ていて「トウシンマカオの位置が欲しかった……」と思いました。つまり、かなり良い位置に付けたということ。後ろ過ぎないラチ沿いで、3.4角も直線もほぼインベタの競馬。最高に上手く乗って2着に来たという印象ですが、力がなければ、1.07.0では走れません。
問題は1400m。
昨年は好発を決めてインの好位へ。やや掛かり気味&外に張り気味でしたが、ロスなく乗れていました。3着とは差のない競馬ができていますが、1200mで出せているパフォーマンスはやはり出せていません。また、今年も外に張りそうです。
セントウルSを勝ったことで今年は58キロ。1400mで買いたいとは思えず。
10.レッドモンレーヴ
気難しいタイプ。陣営は位置を取りつつ、速い上がりを使わせたいようです。
前走・オーシャンSは出遅れて後方から。600m通過33.7秒なら前が残る流れ。3.4角はロスなく回り、直線で外へ。断然の上がり最速は使っていますが、圏外の位置から脚を使っただけ。溜めれば、末脚が切れるのですが……。
前々走・阪神Cは五分に出て中団へ。伸びてきそうでしたが、残り200mで失速。道中で力んでいたり、ある程度位置を取ったりしたことも敗因か。
3走前・キャピタルSはチークピーシズ着用。五分に出て中団へ。ロスなく回り、直線では内を突いて抜け出しましたが、2頭に捕まって3着まで。今では1Fが微妙に流そう。
昨年の京王杯スプリングCは差し馬向きの流れに乗じて、上がり最速32.2秒で追い込んできました。最後にウインマーベルに差し返されて2着も、1.19.7なら水準以上。ウインマーベルも相当な実力馬。
まず、鞍上のディー騎手は先行型の騎手のようで、差し脚を引き出せるか疑問。気難しくて乗りにくい馬のテン乗りもマイナス。安田記念や中山記念の時、陣営や鞍上は雨も敗因の一つに挙げていたため、雨の影響が残るのもマイナスです。
11.トゥラヴェスーラ
10歳。トップスピードはもう衰えているはずなので、低速馬場が理想。
前走・高松宮記念は4番枠。悪い馬場を気にしない馬なので、インベタの競馬を選択。最後まで伸びてはいますが、1.2秒差の11着まで。
前々走・阪急杯も五分に出て後方インへ。そのまま、ラチ沿いを回り、0.4秒差の7着まで追い上げました。
タフな馬場を苦にしないので、ここ2戦のような競馬はプラスでしょう。今回、東京コースではここ2戦の作戦は利きません。
3着に来たスワンSは時計的にレベルが低かったという見立て。600m通過34.0秒のHペースで、1.20.6の時計でも3着に来られるレースになったという印象。着差の広がらず、やる度に着順が入れ替わるだろうレースでした。
雨予報はプラスですが、水はけの良い東京はそこまで低速化しません。今回は適性が合わないと見て。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。